西之宮稲荷神社
御祭神:宇迦之御魂之命・須佐之男之命
社格:旧村社
所在地:東京都足立区足立3-28-13
最寄駅:東武鉄道伊勢崎線(スカイツリーライン) 五反野駅
URL:https://nishinomiya.tokyo/
御由緒:1574(天正2)年2月、京都・伏見稲荷大社の御分霊を勧請し創建されたとされる。
当社が鎮座する旧弥五郎新田には、三社の稲荷神社(東之宮・本田之宮・西之宮)と氷川神社が一社鎮座していた。
この内、東之宮が1870(明治3)年2月に合祀された。
また、氷川神社を合祀し村社に列格していた本田之宮も、荒川放水路の開鑿によって社地が買収されたため、1912(大正元)年11月に当社に合祀され、以降は当社が弥五郎新田の総鎮守となった。
1920(大正9)年には富士塚(五反野富士・足立区登録有形民俗文化財)が築造されている。
1945(昭和20)年5月25日の空襲で被災し社殿・神楽殿等が焼失する。
戦後の1955(昭和30)年に社殿が、1989(平成元)年には神楽殿も再建された。
現社殿は2000(平成12)年に造営されたものである。
五反野駅を出て左、100mほど進んだ先の信号で左折、後は道なりに約300m歩けば社頭である。
境内はそのほとんどが舗装されており、広々とした空間となっている。
手水の水盤はセンサー式。拝殿脇にあり、珍しい配置である。
境内末社は二社。社殿左手には鹿島社・天神社・水神社を祀る三社殿が鎮座する。
御祭神は鹿島社が武甕槌命、天神社は菅原道真命、水神社は水波能売命である。
代わって社殿の右手には五反野富士と浅間神社。御祭神はもちろん木花咲耶姫命。
講碑が何基も立ち並ぶ姿は往時の信仰の篤さを物語る。
西之宮稲荷神社 御朱印。初穂料300円。
境内左手の社務所にて受けられる。
2016(平成28)年より、1月中はその年の干支が捺されるようになった。
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