小日向神社

2015年5月25日

小日向神社
御祭神:誉田別皇命・建速須佐之男命
社格:旧村社
所在地:東京都文京区小日向2-16-6
最寄駅:東京メトロ有楽町線 江戸川橋駅
URL:http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/syoukai/03_bunkyo/3017.html
御由緒:小日向神社は二つの神社(氷川神社と八幡神社)が合祀された歴史を持つ。
氷川神社は940(天慶3)年春、常陸国国司であった平貞盛が当地を平定し、その奉賛として文京区水道橋2丁目付近にあった曹洞宗日輪寺(現在は文京区小日向1-4-18に移転)の蓮華山に創建された後、太田道灌により再興され小日向の鎮守として栄えた。
一方、八幡神社は860(貞観3)年に創建され、往時の名を「田中八幡」といい、現在の文京区音羽1丁目に鎮座していたという。
古くからこの地域の氏神さまとして里人に親しまれていた。
1869(明治2)年9月に両社が合祀され、1871(明治4)年に地名に由来して小日向神社と改称された。
また、1872(明治5)年11月に村社に列せられた。
なお当社には有栖川宮・小松宮の掛軸や額等が収蔵されていたが、1945(昭和20)年5月25日の空襲により焼失し、短刀二振のみが残ったという。
戦後、1949(昭和24)年に仮殿にて復興、1963(昭和38)年には現在の本殿が再建された。
小日向神社 鳥居小日向神社 旧鳥居
小日向神社 手水舎小日向神社 本殿
江戸川橋駅4番出口から目白通りを東に60~70mほど進むと、古川橋歩道橋がある。
この手前を北に曲がって服部坂を上っていくと坂上に社地がある。
ちなみにこの社地は坂名になっている江戸時代の旗本・服部権太夫の屋敷地であったという。
境内は障害物もなく見晴らしのよい眺めが広がり、目白通りからの喧騒からも離れ穏やかな雰囲気。
小日向神社 秋葉稲荷神社 (1)小日向神社 秋葉稲荷神社 (2)
境内社は社殿脇に秋葉稲荷神社が一社。
小日向神社 御朱印
小日向神社 御朱印。初穂料300円。
境内右手に授与所があるので、そちらでお願いする。