今宮神社(今宮五社)

2015年7月13日


御祭神:天照大御神(皇大神宮)
素盞嗚尊(今宮神社・熊野大社)
伊弉冉尊(熊野大社)
誉田別尊(石清水八幡神社)
天児屋根尊(春日大社)
大国主命(今宮神社)
事代主命(今宮神社)
速玉大神(熊野大社)
大宮比売命(春日大社)
少毘古那命
猿田彦命
菅原道真
社格:旧村社
URL:http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/syoukai/03_bunkyo/3012.html
所在地:東京都文京区音羽1-4-4
最寄駅:東京メトロ有楽町線 江戸川橋駅
御由緒:五代将軍・徳川綱吉の生母、桂昌院の発願によって護国寺(文京区大塚5−40-1)が建立された際、同所に京都柴野・今宮神社より御分霊が勧請され鎮座した。
「今宮五社」「五社今宮」とも称され、「五社」は伊勢神宮・今宮神社・春日大社・岩清水八幡神社・熊野大社を表す。
1868(明治元)年の神仏分離令により、幕府の祈願寺で檀家を持たなかった護国寺が規模の縮小を余儀なくされるなどの影響もあり、1873(明治6)年7月に田中八幡神社の鎮座地であった旧音羽九丁目の現在地に遷座した。
田中八幡神社は1869(明治2)年9月に氷川神社と合祀され、小日向神社になっている。
なお、この間の1872(明治5)年村社に列せられている。
音羽・桜木・青柳地区の鎮守として崇敬されており、1879(明治12)年12月にはコレラ伝染除の祭典が執行されるなど、京都・今宮神社同様に病気平癒の御利益があったとされる。
1945(昭和20)年の空襲により手水舎を残して全焼したが、1950(昭和25)年には社殿が再建されている。

江戸川橋駅の1aもしくは2番出口を出ると江戸川橋交差点。
ここから神田川を渡り目白通りを進むと、音羽通りと分岐する目白坂下交差点がある。
この交差点から西に少し入った住宅地に鎮座している。

社地は左側半分が有料駐車場になっており小ぢんまりしている。
狛犬は1754(宝暦4)年八丁堀の石工・小右エ門作という江戸中型。


境内末社は社殿右脇に天日鷲神社。
1876(明治9)年音羽の紙漉家一同によって阿波国忌部神社から勧請されたもので、毎年11月の酉の日には商売繁盛の熊手が授与される。


今宮神社 御朱印。初穂料300円。
参道右手の授与所にて受けられる。
2016(平成28)年現在、御朱印対応を停止された模様。