芝東照宮

2014年3月31日


御祭神:徳川家康
社格:旧郷社
所在地:東京都港区芝公園4-8-10
最寄駅:都営地下鉄三田線 芝公園駅
都営地下鉄大江戸線 赤羽橋駅・大門駅
都営地下鉄浅草線 大門駅
URL:http://www.shibatoshogu.com/
御由緒:徳川家康は1601(慶長6)年正月自ら命じて等身大の寿像を彫刻させていた。
1616(元和2)年、徳川家康は死の直前、駿府城へ見舞いに訪れた増上寺の僧に対し、この寿像を祭祀する社殿を同寺に建造するよう遺言し、同年4月17日に永眠した。
この遺言により翌1617(元和3)年2月に造営された廟は、家康の法名「一品大相国安国院殿徳蓮社崇誉道和大居士」より「安国殿」と称され、これが芝東照宮の起源となる。
安国殿は明治維新後、神仏分離令により増上寺から分かれ東照宮を称し、1873(明治6)年には郷社に列する。
1945(昭和20)年5月25日の東京大空襲により、寿像と境内に三代将軍徳川家光が植えた大公孫樹(大イチョウ)を残し、全て焼失した。
戦後の1963(昭和38)年、寿像が東京都指定有形文化財となり、その後の1969(昭和44)年8月17日、現在の社殿が完成に至った。

交通機関は都営三田線の芝公園駅が最も近い。
A4出口を出て公園を左に見ながら日比谷通り沿いに少し歩けば、社号標に出会う。
大門駅や増上寺方向から来るならば、公園を右手に見て進む。

参道で早々に出迎えてくれる狛犬。

ちょっと長めの参道を進むと右手に手水舎がある。2月は紅白の梅が綺麗だった。


3月下旬には拝殿横に桜が咲き誇る。晩秋を彩るのは家光お手植えの御神木・大銀杏。
拝殿向かって左手奥に「葵の井戸」があるが、空襲の際に御神体を護ったのはこの井戸だろうか。

芝東照宮 御朱印帳。
初穂料1,800円で初回の御朱印分込み。約12×18cmの大判サイズ。
表装に日光杉並木の古材を使用しており、表表紙の裏面には東照公御遺訓が記されている。

芝東照宮 御朱印。初穂料300円。
社殿左手、葵の井戸のそばに社務所がありそちらで頂ける。
葵の御紋が捺される捺されないは書き手さんによる模様。