銀杏八幡宮
御祭神:誉田別尊
社格:—
所在地:東京都中央区日本橋蛎殻町1-7-7
最寄駅:東京メトロ半蔵門線 水天宮前駅
都営地下鉄浅草線 人形町駅
東京メトロ日比谷線 人形町駅
東京メトロ東西線 茅場町駅
URL:—
御由緒:創建年代は不詳だが、1713(正徳3)年に江戸城常盤橋御門内に用地を拝領した福井藩越前松平家上屋敷の鎮守として祀られていた。
1775(安永4)年9月27日に社殿への遷宮があったと伝えられ、社号は当時あった樹齢3~400年の大銀杏に由来するという。
明治維新を迎えたのち、蛎殻町民の希望により鎮守社となった。
終戦後、教派神道十三派の神道大教に所属する運びとなり、1950(昭和25)年12月には宗教法人化に至った。
中央区内では摂末社を除き、八幡神を祭神とする唯一の神社である。
水天宮前駅から新大橋通りを約250mほど西に進んだ先、蛎殻町交差点手前の角地が鎮座地。
大きな通りに面していることもあってか、平日でもちらほら参拝者が訪れる。
越前松平家ゆかりとあって、手水舎には葵の御紋が彫り込まれている水盤(昭和25年奉納)。
社務所は整備されているが、基本的には無人の模様。
法人名は「神道大教銀杏八幡宮」ではあるが、境内に神道大教関連の掲示もなく、ひっそり祀られている。
しかし3年毎の8月には例大祭が行われ、蛎一南部と北部の両町会による神輿渡御もあるそうだ。
境内社は銀杏稲荷神社。祭神は豊受大神。
八幡宮よりも創建は古いといわれているが詳細は不明。
社頭の社号標は両社が同格で並べられており、鳥居をくぐればこの稲荷社が正面にある。
※通常は無人のため御朱印の授与はなし。
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