我孫子香取神社
概要
御祭神 | 経津主命 |
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社格 | 旧村社 |
鎮座地 | 千葉県我孫子市緑1-6-8 |
最寄駅 | JR常磐線・JR成田線 我孫子駅 |
URL | http://sayoyo.wixsite.com/okikurumi34/concept |
御由緒
創建は享保年間(1716~1735年)とみられるが、詳細は不詳である。
1788(天明8)年の「我孫子村村差出明細帳」及び1809(文化6)年の「村方明細書上帳」には、当村の「鎮守七ヶ所」とあって、当社はその中の一社であったと考えられる。
1838(天保9)年の村差出書上帳には「当村鎮守、香取大明神壱ヶ所」と記され、当社が全村の鎮守となっている。
旧社殿は1827(文政19)年に起きた我孫子宿の大火で類焼し、のち天保年間(1831~1845年)に再建される際、天子山旧在の天子社他四社が合祀されている。
1903(明治36)年7月21日夜、火災により拝殿を焼失したため、1908(明治41)年に再建した。
なおこの間の1907(明治40)年5月8日、近在の神明社・三宝荒神・第六天・北星社・天子社・道陸神・鷲神社・住吉社・稲荷社・厳島社・白山社・天神社などを合祀した。
境内紹介
我孫子駅南口を出たのち、国道356号線を横断し、さらに道なりに南進する。
160mほど先で左に入る小道に進み、保育園を過ぎると社地の後方にたどり着く。
後方からでも境内には入れるが、正参道の入り口はここから南側に周り込んだところにある。
拝殿前には三対の岡崎現代型狛犬が並ぶ。
そのそばには、1819(文政2)年造の小ぶりな手水鉢。
鉄筋コンクリート造の現社殿は、1981(昭和56)年に造営された。
本殿部分は覆殿で、天保年間に造営された一間社流造の木造本殿が内本殿として収められているという。
境内社
境内南側から東側には多くの石祠や庚申塔、青面金剛像が存在する。
表面が剥離し何を祀ったのか不明なものも多いが、由緒に記載された各社のほか、山神社、二十三夜講碑などが確認できる。
唯一、1885(明治18)年造立の木造流造社殿をもつ道陸神は、殿内に1795(寛政7)年の石祠が収められている。
御朱印
我孫子香取神社の御朱印は初穂料300円。
4月〜7月、9月〜12月の第1土曜日に境内で開かれる朝市開催時、及び正月三ケ日のみ御朱印が受けられる。
受付時間はいずれも9時〜15時。
我孫子市在住の書家・河村詩夕氏による浄書が成され、同じく同市在住の彫刻家・内山春雄氏が製作した朱印が捺されている。
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