札幌三吉神社

2014年4月4日


御祭神:大巳貴神・少彦名神・藤原三吉神・金刀比羅宮・天満宮
社格:旧県社
URL:http://www.hokkaidojinjacho.jp/data/01/01002.html
所在地:札幌市中央区南1条西8丁目17番地
最寄駅:札幌市電西8丁目‎停留場
札幌市営地下鉄東西線西11丁目駅
御由緒:1878(明治11)年5月秋田県出身の木村藤吉が、秋田県・太平山三吉神社の御分霊を豊平川東詰に奉斎したのが創建である。

8日を祭日として武田萬水に託し遷座祭を執行するが、「この地所は火除地に接するを以て除宮すべし殊に参詣人を許さず」との達しがあり、翌1879(明治12)年4月、渡島通121番地の現社地に遷座する。
武田萬水が高齢であったことから札幌神社(現・北海道神宮)の禰宜・若林嘉倫に依頼し、毎月8日に小祭を執行することとし、5月8日を例祭日とする。
しかしこの日は雨が多く、3代目宮司の佐藤桂は、1924(大正13)年に例祭日を5月15日に変更した。
1903(明治36)年より例祭日には神輿が市内を巡行していたが、戦争のため1940(昭和15)年に中止する。
代わって1941(昭和16)年より子供みこしの巡行を行うが、交通事情によりこれも1962(昭和37)年に中止された。
1977(昭和52)年、社殿及び社務所を造営し、翌1978(昭和53)年に百年記念大祭を執行する。
1979(昭和54)年子供みこし復活、1985(昭和60)年には46年ぶりに神輿渡御が復活する。

電車通りに面する中心部の一角に鎮座している。市電の西8丁目‎停留場で降り西に歩けばすぐ。
地下鉄東西線西11丁目駅からであれば、3番出口から大通公園沿いに東京ドームホテル札幌まで歩き、その裏手が当社。
小規模なお社であるが、旧社格は県社である。

風雪に耐える狛さん達。もう少しで春ですからね。

札幌の神社は、冬季間凍結してしまうため、手水舎に水を流していないところが多い。なので雪手水でお清め。
もう一枚は拝殿右手に鎮座する出世稲荷神社。深い赤の鳥居と社殿が美しい。

札幌三吉神社 御朱印。拝殿左手の社務所でいただいた。
若い女性の神職さんがご対応下さったのだが、初穂料を納めようとしたところ「御賽銭箱へお納め下さい」とご案内いただく。
そこで初穂料として300円を納めて再度お参り。