白幡八幡神社(千住宮元町)

2017年3月7日


御祭神:誉田別命
社格:旧無格社
所在地:東京都足立区千住宮元町3-8
最寄駅:京成電鉄本線 千住大橋駅
JR常磐線 北千住駅
東京メトロ千代田線・日比谷線 北千住駅
つくばエクスプレス 北千住駅
東武鉄道伊勢崎線(スカイツリーライン) 北千住駅
URL:http://adachikanko.net/spot/shrines-temples04/id-067
御由緒:源義家が奥州征伐の際、渡裸川の渡し(現在の千住大橋から上流200m付近)に白幡を立て戦勝を祈願した。
千住掃部宿を開発した石出掃部亮吉胤の子孫である名主・庄左衛門は、先祖から伝えられたこの白幡を氷川神社(現・仲町氷川神社)に奉納し「白幡八幡社」として合祀された。
1908(明治41)年9月、現在地に社殿が造営され、氷川神社の摂社として信仰された。
1945(昭和20)年4月、空襲により社殿を焼失したが、千住宮元町・国井博隆、国井郡弥氏等により1959(昭和34)年9月に再建されている。


最寄りの千住大橋駅から国道4号線(日光街道)へ出て北に450mほど進むと、通りに面して鳥居が建っている。
北千住駅からは駅前通りを通って日光街道を横断後、南に650mほどの距離。
ちなみに千住神社とは徒歩で250m弱の位置関係にある。
入口は東面しているが、1933(昭和8)年12月造の社号標はなぜか南面して建てられている。
現在地に鎮座したのは1908(明治41)年。
千住町食鳥問屋・高橋福次郎氏の寄進により社殿が造営されたといい、その屋号と思われる「鳥福」の銘が鳥居や手水舎の水盤に残る。


手水舎脇に毘沙門天の尊像が祀られている。
境内社の社殿は存在しないが、東京都神社名鑑には稲荷神社(宇迦廼御魂命)・北野神社(菅原道真)・胡録神社(面陀流命・珂志古泥命)の三社が記載されている。


白幡八幡神社 御朱印。初穂料300円。
正式な社号は冠号の付かない「八幡神社」。
社号の御朱印のほか、千寿七福神めぐり・毘沙門天の二種がある。
七福神めぐり開催期間中は、社殿向かって左手の社務所にて授与される。
正月期以外は無人で、御朱印は千住神社にて対応されているとのこと。