麻布氷川神社
概要
御祭神 | 素盞嗚尊・日本武尊 |
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社格 | 旧郷社 |
鎮座地 | 東京都港区元麻布1-4-23 |
最寄駅 | 都営地下鉄大江戸線 麻布十番駅 東京メトロ南北線 麻布十番駅 東京メトロ日比谷線 広尾駅 |
URL | http://www.azabuhikawa.or.jp/ |
御由緒
942(天慶5)年源経基が勅命を受け、天慶の乱(平将門の乱)を平定するため東征した際、武蔵国豊島郡谷盛庄浅布冠の松(現麻布一本松の地)に勧請したのがはじまりとされ、境内2,000坪以上を誇ったとされる。
なお創建時期については太田道灌による文明年間(1469~1487年)勧請説もある。
創建地が増上寺の所領となった関係で、1659(萬治2)年に麻布一本松付近より現在地に遷座した。
江戸時代以降においては江戸氷川七社の一社として、また麻布郷の総鎮守として崇敬された。
明治維新後、別当の徳乗院は廃され、氷川大明神から氷川神社に改称する。
次いで1873(明治6)年10月、郷社に指定された。
1945(昭和20)年、空襲により千貫宮神輿庫、神楽殿、手水舎は災禍を逃れたものの、本殿・社務所等を焼失する。
1953(昭和28)年、工学博士・大岡實の基本設計・島藤建設の施工による現社殿が再建された。
近年では毎年正月に開催される「港七福神めぐり」の毘沙門天として参拝者を集めており、また大ヒットした漫画・TVアニメ「美少女戦士セーラームーン」のキャラクター、セーラーマーズこと火野レイが巫女を務める「火川神社」のモデルとされたことから、聖地としてファンがつめかけた時期もある。
境内紹介
最寄り駅は麻布十番駅。
アクセスルートとしては同駅4番出口を出て左手の道を通り、大黒坂を上る。
大黒坂は左にカーブしながら一本松坂に続き、さらに南へ200mほどで社頭に着く。
社号標には郷社の文字がしっかりと残されている。
石鳥居をくぐると左手に1927(昭和2)年奉納の水鉢が収まる手水舎。
二対の狛犬が境内の片隅に、それぞれ寄せて置かれていた。
社務所前に掲げられた鳥居再建奉賛についての掲示や、台座らしきものが別に置かれていたところをみると、東日本大震災で倒れてしまったまま、復元されていないようだ。
境内社
境内末社の高尾稲荷神社(宇迦御魂命)。
應恭稲荷神社も配祀されているという。
御朱印
麻布氷川神社の御朱印は、社殿向かって右手の社務所にて受けられる。
初穂料300円。
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