日比谷神社

2014年2月23日


御祭神:豊受大神・瀬織津比賣大神・速開都比賣大神・気吹戸主大神・速佐須良比賣大神
社格:旧村社
URL:http://www.hibiyajinja.com/
所在地:東京都港区東新橋2-1-1
最寄駅:JR山手線・京浜東北線・東海道線・横須賀線 新橋駅
東京メトロ銀座線 新橋駅
都営地下鉄浅草線 新橋駅
都営地下鉄大江戸線 汐留駅
東京臨海新交通臨海線(ゆりかもめ) 汐留駅
御由緒:正確な創建時期は不明。古くより日比谷公園内にあったとされる大塚山(心字池付近)に鎮座し、日比谷稲荷明神旅泊(さば)稲荷明神と称されていた。
1606(慶長11)年、江戸城増築に伴う日比谷御門造営によって、氏子と共に芝口に移動し九か町の産土神となる。
1630(寛永7)年、芝口御門造営により町名が日比谷町から芝口町に改称されたが、社号は現在に至るまで「日比谷」のままである。
江戸時代には伊達、脇坂、中川、肥後、本堂、毛利、井上、片岡氏ら諸武家から篤い崇敬を集めていたとされる。
「旅泊稲荷」の由来だが、当初のご鎮座地にあった頃、苦しむ旅人達に社務所を開放し無病息災の祈願を受けさせたところ、霊験があったことから、旅人や周囲の町人らにより称されたという。
1872(明治5)年、村社に列せられる。
関東大震災の影響で1928(昭和3)年の都市計画区割整理の対象となり、愛宕下町2丁目(現・新橋4-13-9)に換地され遷座し、以降新橋の鎮守として崇敬を集めた。
現在の「鯖稲荷」の別称は新橋に遷って以降、変わるようになったとされている。
なお、虫歯虫封じに苦しむ人が御祈祷を受けると霊験があるとされ、鯖を食すのを断ち祈誓をかけると治ったという。
以降、治った際には鯖を奉納するという縁起もある。
2009(平成21)年に、環状2号線の建設によって再遷座し、現在地に鎮座した。

鳥居と社号標。
社地は第一京浜とJRの高架が交差する付近に位置しており、山手線の車窓からは社殿がよく見える。
境内は周囲より少し高くなっており階段がある。

階段を上った左手に手水場があり、その奥に境内社の稲荷社がある。
すぐ後ろをJRの高架が走っている。

日比谷神社 御朱印。初穂料300円。拝殿向かって右手に社務所・授与所があるので、そこで受けられる。