三島神社(下谷)
御祭神:大山祇命
相殿神:和足彦命・身島姫命・上津姫命(雷神)・下津姫命(竜神)
社格:旧村社
所在地:東京都台東区下谷3-7-5
最寄駅:東京メトロ日比谷線 入谷駅・三ノ輪駅
URL:http://www.mishimajinjya.or.jp/
御由緒:当社ならびに本社三島神社と元三島神社は元々ひとつの神社であるため、創建についての由緒は同一である。
1281(弘安4)年5月の元寇において、伊予水軍を率いた河野対馬守越智通有は、大山祇神社で戦勝を祈願したのち、白鷺の瑞祥により元軍を撃退した。
帰陣の夢中、通有は大山祇大神を武蔵国豊島郡に勧請せよとの神託を受け、上野山内にあった河野氏の館に奉斎した。
1709(宝永6)年、寛永寺建立のため、旧金杉村の社地が幕府用地とされ、浅草小揚町(現・台東区寿)に替地が与えられ遷座した。
氏神が遠方になってしまい支障をきたした根岸村と金杉村の氏子が協議し、根岸にあった熊野神社に合祀し元三島神社が創建された後、金杉村字金杉町にも勧請されたのが当社である。
1945(昭和20)年3月9日の空襲により社殿その他の建築物を焼失した。
1947(昭和22)年に摂社・火除稲荷神社の社殿を造営したのち、1954(昭和29)年に現社殿を再建した。
最寄りは入谷駅。4番出口から昭和通りを北へ。
柏葉中学校を過ぎて路地を左に入り、金杉通りへ抜けたところ付近に鎮座している。
規模は小さいが「村の鎮守様」らしい雰囲気を漂わす。
近隣の方々らしき参拝者も見られ、日頃から大切にされている様子が感じられる。
手水の脇には雷を封じ込めたという伝説が残る「雷井戸」が。
筋骨隆々の、風格ある狛犬と獅子。
境内摂社として地主神の火除稲荷神社が鎮座する。御祭神は保食神。
こちらの社もよく整備されており、大切にされているのが伝わる。
下谷三島神社と火除稲荷神社の御朱印。初穂料各300円。
社殿右手に社務所があり、そちらでお願いできる。
ご対応いただいたのは大変親切な女性の宮司様であった。
3月初旬に行われる火除稲荷神社と、6月下旬に行われる三島神社の例大祭限定御朱印。
初穂料は各500円。
7月1~7日は夏詣の御朱印が授与される。
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