北野神社(南蒲田)
概要
江戸時代の寛文元年に奉斎された諏訪神社が起源。
矢口村鎮守天神社の御神体が、洪水により度々漂着したため合祀された。
現在は蒲田八幡神社の兼務社。
御祭神 | 菅原道真・建御名方神 |
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社格 | 旧無格社 |
鎮座地 | 東京都大田区南蒲田1-6-5 |
最寄駅 | 京浜急行電鉄本線・京浜急行電鉄空港線 京急蒲田駅 |
URL | http://kitano.kamatahachiman.org/ |
御由緒
1661(寛文元)年、北蒲田村字宿南の杉原重右衛門が、その邸内に諏訪神社を奉斎したのを創始とする。
池上の麓、矢口村天神森に鎮守として祀られていた天神様の御神体が、呑川の洪水により、杉原邸前に度々流れ着いていた。
都度天神森へ返していたが、七度目に至った1849(嘉永2)年に矢口村と交渉し、諏訪神社の傍らに社を造営・奉斎した。
以降、井府天神と称されたが、明治年間に諏訪神社と合祀して北野神社と改称した。
旧社地は呑川の北岸であったが、呑川改修工事によって南側の現在地に遷座している。
社殿は戦災により焼失、1970(昭和45)年に再建された。
境内紹介
京急蒲田駅東口から第一京浜を品川方向へ北進。
夫婦橋交差点を横断し、呑川沿いを下流へ向かった先に架かる、天神橋のたもとに鎮座している。
社地は下り宮の形式になっているが、神田川河畔に鎮座する柳森神社とは異なり、こちらは土手の外側へ下っている。
社殿はRC構造。
氏子を持たない崇敬神社だが、社殿の色も鮮やかで境内も整然としている。
境内社
境内社は一社、稲荷神社(宇迦之御魂大神)が鎮座する。
過去に何らか被害があったのだろうか、防犯カメラの存在を告知する掲示も。
菅公やお稲荷様の社で悪さをするなんて、怖いもの知らずにも程がある。
御朱印
南蒲田・北野神社の御朱印。
初穂料300円。
本務社の蒲田八幡神社にてお願いできる。
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