子安天満宮菅原神社


御祭神:菅原道真公・宇迦之御魂神
社格:旧無格社
所在地:東京都豊島区北大塚1-7-3
最寄駅:JR山手線 大塚駅・巣鴨駅
都電荒川線 大塚駅前停留所
都営地下鉄三田線 巣鴨駅
東京メトロ丸ノ内線 新大塚駅
URL:http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/syoukai/04_taitou/4029.html
御由緒:室町時代の天文年間(1532~1555年)に仁平三河守盛義が三河国から当地に移住し、谷端川のほとりに陣屋を構え、巣鴨村の立始、新田開墾に寄与し、1571(元亀2)年に没する。
その子息・徳右衛門は保坂姓を名乗り、以後保坂氏は代々巣鴨村の名主を務めた。
盛義は邸内の東西南北に屋敷神を奉斎しており、北に氷川神社、南に熊野神社(大塚天祖神社境内へ遷座)、西に稲荷神社、そして東に勧請したのが当社とされる。
江戸時代には巣鴨・真性寺(現・巣鴨3-21-21、江戸六地蔵第四番)が別当となり、社地周辺の土地は当社に由来して天神山と称されていた。
江戸惣鹿子名所大全、須原屋茂兵衛版分間江戸大絵図等にも掲載され、江戸名所図会・巻之四の巣鴨真性寺の遠景にも描かれている。

巣鴨駅からは大塚方向へ、ほぼJRの線路伝いに600mほど。
大塚駅からは約450m。北口から巣鴨警察署の前を通り、ガード下をくぐる手前、左手の細い坂道を上っていく。

明治時代には坂の下の道迄1,120坪の社地を擁していたというが、現在はその面影もなく住宅街に溶け込むようにひっそりと佇む。

子安天満宮菅原神社 御朱印。
不在が多いとの情報を得ていたが、参拝時には拝殿前に書置きの御朱印が用意されていた。
初穂料は300円を賽銭箱に奉納している。