秋葉神社(松が谷)
概要
明治初年頃大火災が頻発したことから明治天皇の勅命により、東京府一円の火災鎮護の祈願所として現在の秋葉原に創建された。
後に秋葉原駅開設のため現在地に遷座されたが、その駅名は当社に由来している。
御祭神 | 火産霊神・埴山比売神・水波能売神 |
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社格 | 旧郷社 |
鎮座地 | 東京都台東区松が谷3-10-7 |
最寄駅 | 東京メトロ日比谷線 入谷駅 東京メトロ銀座線 稲荷町駅 JR山手線・京浜東北線・常磐線・高崎線・東北本線・上野東京ライン 上野駅 京成電鉄本線 京成上野駅 つくばエクスプレス 浅草駅 |
URL | http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/taito/3051 |
御由緒
明治初年東京府内には火災が頻発していた。
明治天皇の御母である英照皇太后は被災者を憂慮し、これを受けた明治天皇の勅命によって、東京大火災後の1870(明治3)年、東京都千代田区神田花岡町(現・JR秋葉原駅構内)の地に、宮城内紅葉山に奉斎されていた鎮火三神である火の神火産霊大神、水の神水波能売神、土の神埴山毘売神の三柱を勧請したのが創建である。
1873(明治6)年1月には神田神社の兼務社に定められ、8月には郷社に列した。
秋葉大権現を奉斎した神社ではないが、市民は「秋葉様」「秋葉さん」と呼び、社域を「秋葉の原」「秋葉っ原」と称した。
1888(明治21)年、日本鉄道会社が建設していた現在の東北本線が上野駅から秋葉原駅まで延長され、秋葉の原の土地が駅舎用地などとして払い下げられ現在地に遷座した。
駅名などの「秋葉原」はこれに由来する。
社号は当初「鎮火神社」であったが、1930(昭和5)年に秋葉神社と改称された。
1945(昭和20)年、戦災により社殿その他一切を焼失し、1947(昭和22)年に仮殿にて復興する。
その後も境内の諸整備を進め、1971(昭和46)年10月に現社殿が造営された。
境内紹介
秋葉神社へのアクセスは、入谷駅1番もしくは2番出口から言問通りを東進し、仲入谷交差点で右折して道なりに南へ。
交差点から約300m先、入谷南公園を過ぎたあたりに鎮座地がある。
境内はこじんまりしており、社殿の他は手水舎、神輿庫、社務所といった具合である。
社地はよく整えられ、穏やかな空気感を保つ。
火の神・土の神・水の神がバランスを取っているかのようだ。
御朱印
秋葉神社の御朱印は社殿向かって左手の社務所にてお願いできる。
初穂料300円。
夏詣
7月1~7日には夏詣の御朱印が授与される。
秋葉神社(松が谷)の地図
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