雉子神社
御祭神 | 日本武尊・天手力雄命・大山祗命 |
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社格 | 旧村社 |
鎮座地 | 東京都品川区東五反田1-2-33 白雉子ビル |
最寄駅 | JR山手線 五反田駅 都営地下鉄浅草線 五反田駅 東急電鉄池上線 五反田駅 |
URL | http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/shinagawa/5257 |
御由緒
詳細な創建時期は不明。
文明年間(1469~1486年)に、飛来してきた白雉が当地で息絶えた。その夜、村民の夢に甲冑を着た人物が現れ、「我は日本武尊なり。我を当所に祀らば国家を守護し村民安全なるべし」といい白雉となって飛び去った。
この村民は白雉を埋葬し、日本武尊を祀った大鳥明神を創建したと伝えられる。
社号は荏原宮、大鳥明神、山神の社などと称されていた。
慶長年間(1596~1615年)、後の三代将軍徳川家光がこの地に鷹狩りに訪れ、一羽の白雉が社地に飛び入ったのを追って参拝し、「以後雉子宮と称すべし」と命じ、雉子ノ宮と改称した。
江戸期には上大崎村・下大崎村・谷山村の鎮守として崇敬され、明治維新後に社号を雉子神社と改める。
1872(明治5)年に村社指定を受け、1910(明治43)年、上大崎村鎮座の三島神社を合祀している。
なお境外摂社として誕生八幡神社、兼務社に袖ヶ崎神社がある。
各線五反田駅から国道1号線桜田通りを北に向かい坂を登る。
オフィスビルなどがひたすら並ぶ通り沿いに面して鳥居が建っている。
そこからビルの敷地へ続く階段を登る。
12階建ての白雉子ビル1Fロビー、そこが雉子神社の境内である。
社地が近代的なビルであっても、1864(元治元)年造の狛さんたちは威厳ある古き良き意匠のまま。
雉子神社の社殿は前述の通り、ビルの1階に鎮座している。
ビルはコの字になっており、社殿の上方を遮らず、完全な吹き抜けとなっている。
東京という大都会において廃社や遷座を余儀なくされる場合もある中で、元の鎮座地を維持し歴史を紡いで行けるならば、この選択は賛成である。
社殿の左手には末社の三柱神社が鎮座する。
祭神は大国主命・倉稲魂命・埴山姫命。
雉子神社の御朱印
鳥居から階段を上ったところにある社務所にてお願いできる。
初穂料300円。
雉子神社の地図
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