吹上稲荷神社

2015年10月6日

吹上稲荷神社
御祭神:保食之大神
社格:旧無格社
所在地:東京都文京区大塚5-21-11
最寄駅:東京メトロ有楽町線 護国寺駅
東京メトロ丸ノ内線 新大塚駅
URL:http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/syoukai/03_bunkyo/3018.html
御由緒:1622(元和8)年、江戸幕府二代将軍・徳川秀忠が下野国日光山から賜った稲荷大神の御神体を、江戸城内の紅葉山吹上御殿内に奉斎し「東稲荷宮」と称したのが創祀である。
五代将軍・綱吉の頃、江戸城内から一橋外護持院ケ原(現・共立女子大学付近)に遷座し、その後水戸徳川家の分家である松平大学頭家(守山松平家)が拝領、邸内(現・文京区教育の森公園)に遷された。
1751(宝暦元)年に旧大塚村の総鎮守神として、松平邸から石川山福寿院善仁寺(現・小石川4-13-19)に再遷座され、現社号に改称された。
その後も護国寺月光殿、薬師寺、旧大塚上町・仲町と遷座を繰り返し、1912(明治45)年に旧大塚坂下町の現社地に鎮座した。
吹上稲荷神社 社号標と一の鳥居吹上稲荷神社 二の鳥居
吹上稲荷神社 手水舎吹上稲荷神社 社殿
護国寺駅3番出口から不忍通りを東へ進み、「坂下通り入口」交差点を左に。
もしくは新大塚駅2番出口から春日通りを横断した先の、南に下る細い路地を進んで坂下通りに至るルート。
どちらもほぼ距離に大きな差はない。
社地の背後は豊島岡墓地まで続く広大な森になっており、神聖かつ厳粛な雰囲気を漂わせる。
ひっそりとした小社であるが、創建からの歴史に徳川・松平家が深く関わっており、葵の御紋が神紋(稲荷紋も)とされているところにそれが垣間見える。
吹上稲荷神社 御朱印
吹上稲荷神社 御朱印。初穂料300円。
社殿向かって右手の社務所にて拝受できる。