小石川諏訪神社(後楽)

2015年11月25日


御祭神:健御名方命・八坂刀売命
社格:旧無格社
所在地:東京都文京区後楽2-18-18
最寄駅:東京メトロ丸ノ内線・南北線 後楽園駅
JR中央・総武線 飯田橋駅
東京メトロ東西線・有楽町線・南北線 飯田橋駅
都営地下鉄大江戸線 飯田橋駅
都営地下鉄三田線 春日駅
URL:—
御由緒:ある夜、諏訪明神が牛天神北野神社の旧別当・龍門寺住職・乗観法印の夢に現れ「汝の在国に清浄の地ありや」と問われた。
乗観法印は「寺の西南に当たりて杉松のうっそうとした浄地あり」と答えた。
すると諏訪明神は「我その地に移りて民を守り汝が思いを満足せん」と言い、飛び去った。
その日当地には大風が吹き荒れ、雷鳴がとどろきわたっていたといい、大風が収まった後、一本の大木に白幣がたなびいていたという。
信州より帰った乗観法印は神託を民に語り、室町時代後期の1390(明徳元)年7月、信州諏訪大社の御分霊を勧請、創建した。
「思い満足せる」という神託から、当社地は思いの森と称された。
戦後の1958(昭和33)年、氏子会の奉賛により本殿・幣殿が再建されている。


後楽園駅、飯田橋駅いずれからもさほど距離は変わらない。
都道434号線・牛天神下交差点の西側を通る路地に、参道の入口がある。
ちなみにこの路地を北に向かうと、本務社の牛天神北野神社に至る。
参道、境内は施設や掲示の荒れもなく、良く管理されている様子が伺える。

本殿脇にはひっそりと「諏訪大明神」と彫られた石祠が祀られている。
比較的新しいように見えるが、わざわざ社殿と別に祀ったのはどのような経緯があるのだろうか。

境内社は一社、思いの森稲荷神社。祭神は宇迦之御魂命。


小石川諏訪神社 御朱印。初穂料500円。
本務社・牛天神北野神社で授与が行われるが、宮司がおられるときのみの対応となる。

小石川諏訪神社 例大祭限定御朱印。
9月17日が例祭日だが、当日は御朱印の授与が行われない。

小石川諏訪神社 献梅祭限定御朱印。
献梅祭については当社境内では特に催しは行われていない。
他の祭事などでも同様だが、牛天神の祭事などに連動して限定御朱印が出される。