末廣神社

2014年7月18日


御祭神:宇賀之美多摩命・武甕槌命(毘沙門天)
社格:旧無格社
所在地:東京都中央区日本橋人形町2-25-20
最寄駅:東京メトロ半蔵門線 水天宮前駅
東京メトロ日比谷線 人形町駅
都営地下鉄浅草線 人形町駅
都営地下鉄新宿線 浜町駅
URL:http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/syoukai/02_chuou/2006.html
御由緒:創建時期は不明。
江戸時代初期に幕府公認の遊郭街である吉原(葭原)が当地に置かれ、葭原八ヶ町の地主神・産土神として信仰されていた。
このため当社は現在でも「元葭原総鎮守」を名乗る。
余談だが、吉原の名称の由来には、湿地帯を干拓した土地柄、葭(あし)が生い茂っていたため葭原(あしはら)と呼ばれたが、「悪し」に通じることから吉原に置き換えられたという説がある。
1657年3月に発生した明暦の大火によって遊郭が焼失後、浅草へ移転してからは、跡地に誕生した難波町・住吉町・高砂町・新泉町の四ヶ町の氏神として信仰された。
社号の起源は1675(延宝3)年の社殿修復時、年経た中啓(扇の一種、末廣ともいう)が発見され、氏子達がこれを祝い末廣の二字を冠したものである。
1945(昭和20)年3月10日未明の大空襲により、社殿・社務所等が焼失している。

人形町駅のA3出口を出て右へ50mほど進むと信号があるのでそこを右折。
続いて二本目の路地を左折。2~30m歩くと左手に幟や鳥居が見える。

なんとも強く心惹かれた境内の小祠。

神域を警護する凛々しい面構えの狛犬一対。

末廣神社 御朱印。毘沙門天の御朱印も。初穂料は各300円。
社殿右手の社務所にて。女性の神職さんのあたたかいご対応と達筆に感動した。
社地は狭いが、柔らかで暖かな心地良さな空気の漂う場である。

おまけ

挟んでいただいた当て紙には小さな招き猫のスタンプが押されている。可愛らしく微笑ましい。