平塚神社

2014年6月29日


御祭神:八幡太郎源義家命・賀茂次郎源義命・新羅三郎源義光命
社格:旧郷社
URL:http://hiratsuka-jinja.or.jp/index.html
所在地:東京都北区上中里1-47-1
最寄駅:JR京浜東北線 上中里駅
東京メトロ南北線 西ヶ原駅
都電荒川線 梶原停留場
御由緒:創建は平安後期の元永年間(1118~1120年)とされる。
後三年の役で平塚城に立ち寄った源義家は、饗応への返礼として城主・豊島近義へ鎧一領を下賜する。
近義はこの鎧を清浄な地に埋め、塚を築き、平塚城の鎮守とした。
塚は「甲冑塚」とよばれ、高さが低いため「平塚」とも称された。
さらに近義は源義家・源義綱・源義光の三兄弟を平塚三所大明神として祀り社殿を造営、一族の繁栄を祈願したという。
時は移り江戸時代、平塚郷の無官の盲人であった山川城官貞久は、平塚明神に出世を祈願して江戸に出たところ、検校(盲人に与えられた官職の最高位)の地位を得て、時の将軍・徳川家光の近習となり立身出世を果たす。
この後、家光が病を患った際に貞久が平癒を祈願したところ、家光の病気は直ちに快癒したという。
神恩に感謝した貞久は平塚明神社を修復、この忠義を知った家光も50石の朱印地を寄進し、自らもたびたび参詣した。
1924(大正13)年、郷社に列格している。
近年、内田康夫氏の推理小説「浅見光彦ミステリーシリーズ」に事件の舞台として登場した。

正面参道は本郷通りに面する。南北線西ヶ原駅からであればそのまま通り沿いを南東の田端方向へ。
上中里駅からであれば出口から南へ、長い社地沿い(途中からでも境内に入れる)の蝉坂を辿って本郷通りまで出る。
社号標には「郷社」の文字が刻まれている。

参道途中までは駐車場となっている。それを過ぎると手水舎、そして木製の二の鳥居。

獅子山形式の狛犬。歴史がありそうだが年代不詳。

瓦葺の社殿。名武将を祀るに相応しい風格ある佇まいである。
境内社は4社。社殿と同じく瓦葺の菅原神社は祭神に菅原道真の他、大己貴命・豊島太郎近義命を祀る。

朱塗りの鳥居は御料稲荷神社と大門先・元稲荷神社。祭神はいずれも保食神。
石室神社は豊島氏の後に平塚城主となった蘓坂兵庫頭秀次命を祀る。

平塚神社 御朱印。初穂料300円。社殿右手の社務所にてお願いできる。