深川稲荷神社

深川稲荷神社
御祭神:宇迦之御魂神
社格:旧無格社
所在地:東京都江東区清澄2-12-12
最寄駅:東京メトロ半蔵門線 清澄白河駅
都営地下鉄大江戸線 清澄白河駅
URL:http://www.fukagawa7.net/hotei/index.html
御由緒:江戸時代初期の1630(寛永7)年に創建された。
関東大震災および東京大空襲で被災し、古文書が焼失したため詳細は不明である。
当社の裏を流れる小名木川は、江戸幕府が小名木四郎兵衛に命じ、行徳塩田から江戸湊までの運搬経路として開削させた運河である。
新川、江戸川、利根川といった近隣の河川や運河との航路が整備されるに従い、塩以外にも農作物や年貢米などが行き交う物流の重要な経路として機能した。
社地付近には造船や船の修繕を行う船大工が住んだことから深川西大工町と名付けられ、その地名から当社は西大稲荷とも称された。
明治末期ごろに始まった深川七福神の布袋尊が祀られている。
深川稲荷神社 全景深川稲荷神社 瀬戸物蛙
清澄白河駅A1出口を出て右手すぐの路地に入る。
140mほど先で横断歩道がある十字路に至るので、そこで左を向けば次の角に社殿が見える。
社号が刻まれた玉垣の大柱のそばには、岩に乗せられた蛙の置物も。
深川稲荷神社 拝殿深川稲荷神社 拝殿内
深川稲荷神社 布袋尊像深川稲荷神社 本殿
狭小な社地で、隣は清澄二丁目町会会館となっている。
七福神が行われている間は拝殿内に収められた布袋尊の木像が御開帳となる。
通常時は拝殿の御扉が閉められているためか、布袋尊の石坐像が外に祀られている。

深川稲荷神社 御朱印深川稲荷神社 深川七福神 布袋尊 御朱印
深川稲荷神社と深川七福神・布袋尊の御朱印。初穂料各500円。
当社は無住のため、町会によって護持されている。
町会会館に常駐されている方はおらず、正月の深川七福神開催期間中のみ御朱印や授与品の頒布が行われている。