乃木神社
御祭神：乃木希典命・乃木静子命
社格：別表神社・旧府社
所在地：東京都港区赤坂8-11-27
最寄駅：東京メトロ千代田線 乃木坂駅
URL：http://www.nogijinja.or.jp/
御由緒：乃木神社は旧帝国陸軍大将・乃木希典と妻・静子夫人を没後神格化し祀った神社である。
明治天皇崩御後の1912(大正元)年9月13日大葬当日夜、乃木夫妻は自邸にて、明治天皇に殉じ自刃を遂げた。
1913(大正2)年、東京市長・阪谷芳郎が中心となり、乃木の人徳を敬慕する人々による中央乃木会を設立、1919(大正8)年当社の創建を申請、許可された。
明治神宮創建の後、造営事業が起こされ、1923(大正12)年11月1日に御鎮座祭が行われた｡
この時の本殿以下社殿は、1945(昭和20)年5月25日の東京大空襲で焼失したが、1948(昭和23)年に仮本殿を復興、1962(昭和37)年9月13日御祭神50年祭に合わせ本殿・幣殿・拝殿が復興された｡
外苑東通りから乃木坂を下り始めるとすぐに東京メトロ千代田線乃木坂駅の1番出口。そのすぐ横が参道入口。
二の鳥居をくぐると、まっすぐ拝殿までの参道が続く。
乃木将軍の清廉な人物像を体現するかのような、厳かで整えられた神域である。
境内社は二社。拝殿右手奥には摂社・正松神社。
乃木の叔父であり松下村塾の開祖・玉木文之進正韞命と、玉木文之進の甥で乃木の兄弟子・吉田矩方松陰命が祀られている。
手水舎後方に鎮座するのは末社の赤坂王子稲荷神社。
乃木夫妻が崇敬した王子稲荷神社を勧請している。
隣地には旧乃木邸が保存された乃木公園が整備されている。
公園内には乃木家の祖霊と戦死した二人の子息、乃木勝典・保典が祀られた祖霊社も。
乃木神社参拝の折にはぜひこちらにもお参りを。
乃木神社 御朱印帳。初穂料1,000円。(御朱印分を含む)
乃木神社 御朱印。初穂料300円。
御朱印、御朱印帳とも二の鳥居右手の授与所にて。
