鹽竈神社(塩釜神社/新橋)
御祭神:鹽土老翁神・武甕槌神・経津主神
社格:旧無格社
所在地:東京都港区新橋5-19-7
最寄駅:JR山手線・京浜東北線・東海道線・横須賀線新橋駅
東京メトロ銀座線 新橋駅
都営地下鉄浅草線 新橋駅
東京臨海新交通臨海線(ゆりかもめ) 新橋駅
都営地下鉄三田線 御成門駅
都営地下鉄大江戸線 汐留駅
URL:http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/minato/3032
御由緒:鹽竈神社は、1695(元禄8)年に伊達藩主・陸奥守伊達綱村が、伊達藩内にある陸奥国一宮鹽竈神社本社から分霊を勧請して伊達家上屋敷に創建した。
その後1856(安政3)年4月29日、13代藩主・伊達慶邦が現在地にあった伊達藩中屋敷に遷座したという。
慶邦は一般庶民にも開放し、安産守護・延命長寿・産業振興・交通安全に霊験ありと参詣者を集めた。
明治維新以降も信仰を集め、毎月10日の縁日には安産を祈願する多くの女性が参拝していたが、1923(大正12)年の関東大震災で被災、1945(昭和20)年5月の空襲により再び焼失した。
戦後は昭和40年代までに順次再建され、現在は年始を除き神職や社番が常駐しない無人社となっている。
烏森神社から同社東側(新橋駅側)の道路を南に400m強ほど進んだ先に鎮座している。
また御成門駅A4出口から日比谷通りを北に290m進んだ先で路地を右に入ると社地裏手に出る。
社地の前面は区立塩釜公園。付近のサラリーマンらの昼休憩スポットだ。
その奥に社号標と特徴的な二の鳥居が待つ。
手水舎、そして拝所などの各施設は戦後の再建だが、いささか劣化気味。
南側鳥居は1628(寛永5)年の造営のようだ。大きな亀裂が入りこちらも劣化が著しい。
境内も枯葉の散乱など、少し荒れた気配になっている。
氏子を持たぬ神社で管理者も常駐していないため、その護持が課題のようだ。
境内社として稲荷神社(倉稲魂命)が鎮座する。
石祠の後ろには大黒様(大国主命)と恵比寿様(事代主命)の尊像が坐す福神社。
「東京都神社名鑑」によれば、この他祖霊社(藤原鎌足・伊達政宗)、秋葉神社(火産霊命)、学神社(天満天神菅原道真)が名を連ねているが、おそらく稲荷社の石祠か本殿に合祀されているのであろう。
鹽竈神社 御朱印。
正月三が日以外、基本的に無人。ただし三が日でもご不在の場合がある。
有名な話だが、不在の場合は掲示された連絡先に依頼し、郵送でお送り頂ける。
初穂料は300円と郵送代分の切手を同封して返信する形式。
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