茶ノ木神社

2014年7月21日

茶ノ木神社
御祭神:倉稲魂大神
社格:旧無格社
所在地:東京都中央区日本橋人形町1-12-11
最寄駅:東京メトロ半蔵門線 水天宮前駅
東京メトロ日比谷線 人形町駅
東京メトロ東西線・日比谷線 茅場町駅
都営地下鉄浅草線 人形町駅
URL:http://www.geocities.jp/cha_no_ki/
御由緒:当地は下総佐倉藩大名や幕府大老を務めた堀田家の中屋敷地であり、その守護神として祀られたものである。
社の周囲に植え込まれた茶の木の緑が実に見事であったと伝えられ、これが社号や愛称の「お茶の木さま」の由来となっている。
また、屋敷内はもとより近隣にも火災が発生しなかった為、いつの頃からか火伏せの神としても崇敬を集め、堀田家では年一回初午祭の日のみ開門し一般の参拝を許可していた。
明治維新後は誰の手で祀られて来たか定かではないが、1923(大正12)年の関東大震災後は喜誠会により社が造営管理され、1933(昭和8)年以降、蠣殻町二丁目北部町会・人形町一丁目西部町会(現:人形町一丁目)が維持管理を行い、現在の茶ノ木神社世話人会へ受け継がれている。
1960(昭和35)年に地下鉄公団(現・東京メトロ)日比谷線建設が決定し、その計画路線上にあった為、解体を余儀なくされ工事中は御神体を保谷市(現・西東京市)の東伏見稲荷神社に遷されていたという。
日比谷線完成後社殿が再建され、1985(昭和60)年に布袋尊を合祀して日本橋七福神巡りの一社に加わった。
その後平成に入り、日本橋人形町地区の都市再開発事業を経て、2008(平成20)年2月23日に再度旧社殿が再建されている。
茶ノ木神社 社地全景茶ノ木神社 社殿
茶ノ木神社 由緒書き茶ノ木神社 扁額
水天宮駅8番出口が最も近い。出てすぐそばにある路地に入り、そのまま真っ直ぐ歩くと当社の真横にたどり着く。
リガーレ日本橋人形町という大きなマンションがあり、その敷地入口付近に鎮座している。
とても小さな神社なので写真を撮るところが正直少ない。
茶ノ木神社 御朱印茶ノ木神社 日本橋七福神めぐり・布袋尊 御朱印
茶ノ木神社の御朱印と日本橋七福神めぐり・布袋尊の御朱印。
初穂料各300円。通常は無人社で、正月7日までの期間のみ特設テントが張られ、有人でのご対応をされる。
なお、正月以外の通常時は日本橋七福神めぐりの参加各社にて、布袋尊のみ書き置きの御朱印を受けられる。