妙法稲荷神社
概要
江戸時代後期の享和元年9月、水害からの復興祈願のため京都・伏見稲荷大社の御分霊を勧請して創建された。
羽田七福いなりめぐりの二番で、御利益は招福厄除とされている。
御祭神 | 宇迦之御魂命 |
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社格 | 旧無格社 |
鎮座地 | 東京都大田区本羽田1-12-9 |
最寄駅 | 京浜急行電鉄空港線 糀谷駅 |
URL | http://myohouinari.hanedajinja.com/ |
御由緒
1801(享和元)年9月、大洪水の被害から復興を祈願して京都・伏見稲荷大社の御分霊を賜り創建されたと伝えられる。
当初社殿が造営された場所には松の大木があり、その根元には神使とされた白蛇が生息していたことから、蛇稲荷と呼ばれていた。
1923(大正12)年の関東大震災で大松ならびに社殿が焼失し、松の切株の上に八角堂が再建された。
妙法稲荷と称され崇敬を受けていたが、1945(昭和20)年の戦災によって八角堂が焼失したため、1956(昭和31)年に現社殿が造営された。
境内紹介
萩中神社東脇の道を南に進むと蒲田女子高にいたる。
ここで右折した後、区立出雲小の西側で左折、そこから160mほど先の右手が鎮座地。
南側は遊具が備えられた上田稲荷児童遊園として整備されている。
鳥居の扁額は「正一位妙法稲荷社」社号標には「上田稲荷神社」と刻まれているが、正式な社号は「稲荷神社」だ。
幾本もの奉納幟がはためく社殿。
ここも氏子の信仰心が寄り集まった、結晶のような社である。
境内社
境内社は一社、拝所向かって右手に天祖神社(天照皇大神)が鎮座している。
御朱印
羽田七福いなりめぐりの一社であり、正月の開催時期のみ、朱印が境内にて受けられる。
図案は大松に巻きついた白蛇と八角堂。
初穂料100円。
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