椿神社
概要
百日咳の治癒に霊験ありとされ、額堂に架けられた麻を首に巻き治癒を祈願する特殊信仰が伝わる。
本務社の蒲田八幡神社で御朱印が受けられる。
御祭神 | 猿田彦命 |
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社格 | 旧無格社 |
鎮座地 | 東京都大田区西蒲田2-20-11 |
最寄駅 | 京浜急行電鉄本線 梅屋敷駅・京急蒲田駅 |
URL | http://tsubaki.kamatahachiman.org/ |
御由緒
創建時期、創祀は不詳。
古来、百日咳の治癒に霊験あらたかであるとされ、土地の人々からの信仰が篤かったとされる。
御祭神の猿田彦神は代表的な国津神であり、天孫降臨の際に天の
このため村落などの境を護る関の神となり、転じて咳の神としても崇められるようになったと推測される。
当社においては、咳が出た際に額堂に架かる麻を頂き、それを首に巻いて治癒を祈願し、完治の際に麻を倍にして額堂に奉納する特殊信仰が存在する。
1945(昭和20)年、戦災で社殿を焼失したため、1960(昭和35)年に木造瓦葺切妻造の社殿が再建された。
1987(昭和62)年、鉄筋コンクリート造の現社殿に造替されている。
境内紹介
京急蒲田~梅屋敷駅間のちょうど中間地点付近の位置にある。
薭田神社の社頭から東(第一京浜方向)へ道なりに200m強進んだ先、約20坪の角地にひっそり鎮座する。
こういったロケーションに道祖神や地蔵などが祀られている風景は都内でも時折見かけるが、神社としての体裁が整えられているのが興味深い。
社殿の手前には香炉台が置かれている。
線香を供える神仏混交の習俗が伝えられている証だ。
何度か参拝したが、実際にその様子は確認できていない。
3月13日の例祭時などには焚かれているのだろうか。
御朱印
椿神社の御朱印。初穂料300円。
本務社・蒲田八幡神社にて受けられる。
印判のデザインは麻縄と椿の花。
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