松陰神社

2014年5月15日


御祭神:吉田寅次郎藤原矩方命(吉田松陰)
社格:旧府社
URL:http://www.shoinjinja.org/
所在地:東京都世田谷区若林4-35-1
最寄駅:東急電鉄世田谷線 松陰神社前駅
御由緒:吉田松陰は、幕末期の思想家、教育者、兵学者、地域研究家である。
尊皇攘夷派、そして明治維新における精神的指導者・理論者として知られる。
1858(安政5)年、幕府が勅許なく日米修好通商条約を結んだことを非難い、老中の間部詮勝の暗殺を企てた。
これにより投獄され、1859(安政6)年に処刑された。
処刑後、東京都荒川区の小塚原回向院下屋敷常行庵に葬られたが、1863(文久3)年に高杉晋作、伊藤利助、品川弥二郎、山尾庸三、白井小助、赤禰武人ら攘夷派の志士達により現在の東京都世田谷区若林に改葬された。
松陰らが眠る墓域は幕末時代、徳川勢により一度破壊されたが、1868(明治元)年、木戸孝允がこれを修復している。
墓所には孝允が寄進した鳥居が現存している。
この墓所に1882(明治15)年、松陰神社が創建された。
創建時に伊藤博文、山縣有朋、井上馨、乃木希典らにより造営された社殿は現在本殿の内陣となっている。
現社殿は1927~1928(昭和2~3)年にかけて造営された。

東急電鉄世田谷線松陰神社前駅で下車し、すぐ横の商店街を北へ。300mほどで重厚な大鳥居が見えてくる。
参拝したのは4月の上旬。参道を彩る華やかな八重桜が美しかった。

参道を挟み、左手に手水舎、右手には吉田松陰のブロンズ像。

毛利元昭、伊藤博文、山縣有朋等により、1908(明治40)年に奉納された石灯籠。

拝殿脇にも松陰像があり、その奥に松陰が講義した私塾、松下村塾の模築がある。
山口県萩市にある松陰神社の境内には修復された当時の建物が保存されている。

参道を石灯籠の手前から左に抜けると、吉田松陰はじめ頼三樹三郎、小林民部、来原良蔵、福原乙之進、綿貫次郎輔、中谷正亮その他烈士の墓所がある。墓所なので写真は控えめに一枚のみ。
墓所に向かう参道に小さな大黒さん。

松陰神社 御朱印。初穂料500円。拝殿左手の社務所にてお願いできる。

松陰神社 松陰先生月命日御朱印と例大祭御朱印。絵葉書セット付きで初穂料500円。
例大祭御朱印は4月27日と10月27日、月命日御朱印は4月と10月を除く毎月27日のみ拝受可能。

参拝前はもっとこじんまりした神社をイメージしていたが、なかなかの格式、規模感の神社である。
近代日本に繋がる過程で命を散らせながらも、その後に大きな影響を与えた人物の墓所にお参りできるのも感慨深い。