白髭神社(東向島)
御祭神:猿田彦大神
相殿神:天照大御神・高皇産霊神・神皇産霊神・大宮能売神・豊由気大神・健御名方神
社格:旧村社
所在地:東京都墨田区東向島3-5-2
最寄駅:東武鉄道伊勢崎線(スカイツリーライン) 東向島駅
URL:http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/syoukai/13_sumida/13009.html
御由緒:951(天暦5)年、慈恵大師が関東へ下向した際、旧近江国志賀郡境打颪(現・滋賀県高島市)比良山麓に鎮座する白髭大明神の御分霊を当地に祀ったと伝えられている。
1591(天正19)年には、時の将軍家(豊臣氏?)より神領二石を寄進されている。
旧寺島町(東向島・墨田・堤通・京島・八広・押上)の氏神として崇敬を集め、山谷の料亭「八百善」として有名な八百屋善四郎、吉原の松葉屋半左衛門が、1815(文化12)年に社前の狛犬(墨田区登録有形民俗文化財)を奉納している。
また、1864(元治元)年に拝殿を新築、1888(明治21)年には本殿・幣殿・拝殿が改修された。
1898(明治31)年には鳥居の改築に際して小松宮殿下が参拝、扁額を奉献されている。
1907(明治40)年に氏子区域内の諏訪神社を合祀した。
1990(平成2)年、中核派ゲリラの放火とみられる不審火により社殿が全焼、1992(平成4)年にRC造にて再建された。
最寄りの駅は東向島駅。ここから西に10分程度の距離。
明治通りを越え、細い住宅街を縫って歩くか(地図必携)、向島百花園を横を通り一旦墨堤通りまで出て、北に向かい「白髭神社上」という信号を探すとよい。
鳥居をくぐり境内に足を踏み入れるとすぐの石碑群が目を引く。
山玉向島講社の碑や岩瀬鴎所の墓碑など区の登録文化財指定を受けた石造物が多く、由緒で紹介した狛犬や寛政三年製の水鉢なども見られる。
境内社は三社。諏訪社、水神社・三峯社の合祀殿である。
白髭神社(東向島) 御朱印。初穂料300円。
社殿脇の授与所にて受けられる。
なお、当社は「隅田川七福神」の寿老神でありこの御朱印も受けられる。
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