田端八幡神社
御祭神:品陀和気命
社格:旧村社
所在地:東京都北区田端2-7-2
最寄駅:JR京浜東北線・山手線 田端駅
URL:http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/syoukai/20_kita/20015.html
御由緒:1189(文治5)年、源頼朝が当地の豪族・豊島氏らと共に奥州藤原氏を討伐(奥州合戦)、その帰路に当地に立ち寄り、鎌倉・鶴岡八幡宮を勧請、旧田端村の鎮守としたことに始まる。
(創建の由緒は上田端八幡神社と同一であり、元はひとつの神社であったと考えられる)
室町時代には豊島氏を滅ぼした太田道灌が当地に出城を築城したことから、城山八幡と呼ばれた。
江戸時代になると田端八幡宮と称されるようになる。
1945(昭和20)年4月の空襲により社殿などを焼失、その後1961(昭和36)年8月に社殿が再建された。
1990(平成2)年10月、即位の礼に反対する左翼過激派の連続放火テロにより、再び社殿を焼失。
1992(平成4)年に氏子の協力のもと再建の運びとなり、翌1993(平成5)年5月に遷座祭が行われている。
JR田端駅北口から駅前通り(都道458号線)を左へ。
350mほど坂を下ったところの横断歩道を渡り「田端二丁目7」と住所表示のある角を右折。
赤紙仁王尊で有名な旧別当・東覚寺の手前に当社の社号標と参道入口がある。
ちなみに赤紙仁王尊はかつて当社の参道入口に立っていたといい、神仏分離令により東覚寺へ移された。
また、一の鳥居の手前に埋設されている石橋は暗渠化された谷田川に架けられていたもので、保存のためここへ移築されている。
摂末社として境内にあった由緒書きに記されているのは山王神社・東灌森稲荷神社・水神社・稲荷神社・富士浅間神社・三峰神社。
二の鳥居を過ぎたあたりで右に登っていく富士塚・田端富士がある。
中腹左手に三峰神社、塚の山頂に富士浅間神社、そして二社の間を通った奥に稲荷神社の小祠が確認できる。
東灌森稲荷神社と稲荷社は一社になっている可能性が高いが、山王社・水神社はどの祠に祀られているか不明。
田端八幡神社 御朱印。初穂料300円。
境内左手の社務所にて拝受可能。書き置き対応となるようだ。
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