上田端八幡神社
御祭神:品陀別命
社格:旧無格社
URL:http://www.kanko.city.kita.tokyo.jp/data/f/5.html
※北区観光ホームページ
所在地:東京都北区田端4-18-1
最寄駅:JR山手線 田端駅・駒込駅
東京メトロ南北線 駒込駅
御由緒:1189(文治5)年、源頼朝が当地の豪族・豊島氏らと共に奥州藤原氏を討伐(奥州合戦)、その帰路に当地に立ち寄り、鎌倉・鶴岡八幡宮を勧請したと伝えられる。
この由緒は田端八幡神社と同様であり、旧田端村が台地上の上田端と崖下の下田端という、ふたつの地域に分かれていたため分霊したものと考えられている。
旧別当寺は俳人・正岡子規の墓などがある和光山大龍寺で、当社に隣接して現存する。
1945(昭和20)年4月19日の空襲により拝殿や社務所・神楽殿等を焼失。
戦後再建され、無事だった本殿も後に造替されている。
JR田端駅の西、直線距離にして500m付近に鎮座する。
駅目の前の田端アスカタワー脇を抜け、田端5丁目8付近の信号機で左折、坂を道なりに下ると当社脇を通る八幡坂に至る。
あるいは田端八幡神社社前の坂道を登っていっても八幡坂上にたどり着くことが可能。
境内入口付近は月極駐車場化され、その奥には「上田端児童遊園」という小さな公園施設も。
しかしながら参道や社殿付近には大木も残されており、鎮守社としての雰囲気は保たれている。
境内社は社殿に向かって右脇後方に大山祇神社、左脇後方に白鬚神社と稲荷神社の三社が鎮座する。
白鬚神社は、現・田端中学校あたりの三角屋敷と呼ばれていたところが鎮座地であったようだが、一帯が鉄道用地になったことから19(大正2)年に遷座されて今に至る。
白髭社の御神木は二本の杉の巨木だったといい、畠山重忠(もしくは太田道灌)と家臣が杉か松かで言い争ったという伝承から「争いの杉」と称されていたが、現存していない。
上田端八幡神社 御朱印。初穂料300円。
ご高齢のためか、手に御不自由があるそうで「ご自分で押してください」とのこと。
そのため日付などの墨書きは無いが、対応いただけるだけでありがたいことである。
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