北海道神宮頓宮

2014年4月5日


御祭神:大国魂神・大那牟遅神・少彦名神・明治天皇
社格:旧官幣大社札幌神社遥拝所・北海道神宮境外末社
所在地:北海道札幌市中央区南2条東3丁目
最寄駅:札幌市営地下鉄東西線バスセンター前駅
URL:http://www.hokkaidojingu.or.jp/tongu/index.html
御由緒:札幌円山の地に鎮座していた札幌神社(現・北海道神宮)が市街地から遠く、特に冬季間参拝が困難になるため、1878(明治11)年にその遥拝所として創建された。
1881~1897(明治14~30)年までの16年間は、札幌神社の事務はここで行われており、祭典のみ本社の円山で執行されていた。
1901(明治34)年9月1日、遥拝所は失火により焼失するが、1910(明治43)年札幌神社本社の造営を機に、本社神輿渡御の御旅所として本社拝殿の古材を利用した社殿造営が開始され同年11月17日完成に至り、その名称も頓宮に改称された。
戦後の1947(昭和22)年9月30日、氏子の要望により札幌神社の御分霊を奉斎、札幌神社の境外末社となる。
1964(昭和39)年、札幌神社に明治天皇が増祀され社号を北海道神宮と改称したのに伴い、北海道神宮頓宮となった。

地下鉄東西線バスセンター前駅の6番出口からすぐそばの南下する一方通行道沿いに一丁ほど歩くと頓宮がある。
雪のない季節なら大通りや駅前通りからでも歩ける距離に位置している。
鳥居をくぐるとすぐ左に手水舎。神宮と頓宮は冬でも水を流していた。

鳥居のすぐそばを護る狛犬殿。

拝殿を別角度から。まだまだ積雪多し。もう一枚は境内掲示のご由緒書き。

拝殿を護っているのは、1890(明治23)年に奉納された狛犬さん。北海道内最古だという。
最近は恋愛成就のパワースポットになっているらしい。阿形のそばには子狛がいるが服を着せてもらっている。

北海道神宮頓宮 御朱印。初穂料300円。
拝殿向かって右にある研修施設1Fの社務所で受けられる。