鴻神社

2015年12月2日

鴻神社
御祭神:素盞嗚尊・伊弉岐命・伊弉冊命・速玉男命・事解男命・別雷命
社格:旧村社
URL:http://www.koujinja.or.jp/
所在地:埼玉県鴻巣市本宮町1-9
最寄駅:JR高崎線・湘南新宿ライン・上野東京ライン 鴻巣駅
御由緒:1873(明治6)年9月24日、鴻巣宿に鎮座していた氷川社・熊野社・竹ノ森雷電社が合祀された「鴻三社」が始まりである。
旧社地は氷川社の社地だった宮地5丁目にあったが、後に竹ノ森雷電社地だった現在地に移転した。
1902(明治35)年から1907(明治40)年にかけて鴻巣町内に所在した日枝神社・東照宮・大花稲荷社・八幡神社が合祀され、1907(明治40)年4月8日に現社号の「鴻神社」に改められた。
なお、毎年12月4日には酉の市も開かれる。

合祀された各社の略記は次のとおり。
氷川社
鎮座地:鴻巣宿字本宮390番地(現・宮地5丁目)
古墳時代末期の創建といわれている。
鴻ノ宮氷川大明神、端ノ宮(ハジノミヤ・ハタノミヤ)と称され、鴻巣郷総鎮守として崇敬を集めていた。
また「こうのとり伝説」の由来となっている社でもある。
氷川社の神額は現在も鴻神社に残されている。
こうのとり伝説
「樹の神」という大樹があり、供え物を怠ると必ず祟りが起こるため、人々は恐れていた。
ある時、一羽のコウノトリがこの大樹に巣を作り、卵を産み育て始める。
すると大蛇が現れて卵を飲み込もうとしたため、コウノトリは大蛇と戦い撃退した。
それからは「樹の神」が祟りが止んだので、人々は木の傍に社を建て「鴻巣明神」として祀るようになった。
熊野社
鎮座地:鴻巣宿字本宮389番地(現・宮地1丁目)
創建時期は不明。熊野権現と称されていた古社で、氷川明神を端ノ宮と称したのに対し中ノ宮と呼ばれていた。
合祀前は社地3000坪を有し、巨木におおわれた森林であったという。
市内の旧家・深井家の記録に、深井対馬守景吉が戦国時代の1561(永禄4)年、紀州熊野社に参詣し、その社地の霊土と御神燈をいただいて帰郷し、鴻巣宿の市神社及び熊野権現の社殿の下に霊土を埋めたとある。
竹ノ森雷電社
鎮座地:鴻巣宿字東側2283番地(鴻神社の現社地)
平安時代、高貴な女官が都から東国下向の折、激しい雷雨に難儀したため神に祈ったところ、当地に至ってぴたりと雷雨が止んだという。
そのため、社殿を建てて雷電社を祀ったという伝承がある。
付近に竹林が多かったことから「竹ノ森雷電社」と呼ばれ、鴻巣宿の鎮守として崇敬された。
鴻神社 鳥居と社号標鴻神社 二の鳥居
鴻神社 手水舎鴻神社 神楽殿
鴻巣駅東口ロータリーから駅前通りを進み、県道164号線の「鴻巣駅入口」交差点まで。
信号を渡った後、左折してそのまま400m弱で社頭に至る。
参拝時、境内北側は工事中。
神楽殿らしき建物が造営されていたほか、脇には末社殿も。
稲荷社・蚕影山社・御嶽社・三峯社・厳島社・秋葉社・須賀社の合殿のようだ。
鴻神社 拝殿鴻神社 本殿
鴻神社 扁額鴻神社 境内
社殿の周囲には奉納提灯が数多く掲げられており、崇敬の篤さを伺わせる。
拝殿前には大きな樹齢500年以上とされる御神木・夫婦銀杏。
鴻神社 旧鴻の宮 (1)鴻神社 旧鴻の宮 (2)
夫婦銀杏雄木の根元には旧鴻の宮の石祠(元氷川社)が祀られている。
当社独自の授与品「こうのとりのたまごお守」の納所もここに。
鴻神社 幸宮弁天社 (1)鴻神社 幸宮弁天社 (2)
雌木のそばには幸宮(こうのみや)弁天社。市杵島姫命を祀る。
鴻神社 三狐稲荷神社鴻神社 大花稲荷神社
幸宮弁天社の隣には三狐(さんこ)稲荷神社。
三狐とは天狐・地狐・人狐のこと。縁結び・縁切りの御神徳で名高い。
新造された神楽殿脇には大花稲荷神社。
社殿の裏にはナンジャモンジャノキ(ヒトツバタゴ属の一種)が植えられていることから、なんじゃもんじゃ稲荷の別号がある。
鴻神社 御朱印
鴻神社 御朱印。初穂料300円。
拝殿右手の授与所に申し出る。