千住本氷川神社
御祭神:素盞鳴尊
社格:旧村社
所在地:東京都足立区千住3-22
最寄駅:JR常磐線 北千住駅
東京メトロ千代田線・日比谷線 北千住駅
つくばエクスプレス 北千住駅
東武鉄道伊勢崎線(スカイツリーライン) 北千住駅
URL:http://motohikawa.jp/
御由緒:1307(徳治2)年、千葉氏が牛田の地に千葉山西光院(旧別当寺)と氷川社を創建したと伝えられる。
千住町が宿場町として発展し始めた江戸初期、地主が社地を寄進し現在地に氷川社の分社を創建した。
明治維新後の1875(明治6)年7月5日、村社に列格される。
牛田氷川神社は、その社地が1911(明治44)年に開削工事が決定した荒川放水路の用地となったため、分社であった当社に合祀された。
この時西光院は隅田川添いの地(現・千住曙町27-1)に移転している。
1970(昭和45)年、旧社殿を末社として移築し、鉄筋コンクリート銅板葺きの現社殿に造替した。
最寄りの北千住駅西口から駅前通りへ。
北千住駅西口信号機から数えて三つ目の信号で右折、そこから約200mほどの住宅街の中が鎮座地だ。
限られた社地ながら、梅や桜、藤、銀杏といった樹木が四季毎に彩りを添える。
東に開かれた参道には二基の石鳥居が並び、その向こうには旧社殿を移築した末社殿が鎮まる。
この末社殿は日光東照宮造営に奉仕した大工の手で建立されたとの伝承があるが、証明する史料は現存していない。
移築の際に拝殿部分を撤去し、向拝を本殿上屋に接続する改造が施された。
現在は足立区登録有形民俗文化財となっており、久須志神社(大己貴命・少彦名命・岩長姫命)・三峯神社(伊邪那美命・火産霊命)が合わせ祀られている。
また、千寿七福神めぐりの大黒天も祀られており、正月の開催期間中と毎月朔日・15日には尊像が開帳される。
末社殿の隣には三精稲荷神社(倉稲魂命)が御鎮座。
参道は末社の前で北に曲がり、構え型の狛犬が護る社殿へと続く。
造営後50年近くを経て静かに佇む社には、氏子と思わしき方々がちらほらと立ち寄り、祇園守紋の掲げられた賽銭箱に奉加しお詣りを済ませていく姿が見受けられる。
千住本氷川神社 御朱印。初穂料300円。
社号の御朱印のほか、千寿七福神めぐり・大黒天の二種がある。
社殿向かって右手の社務所にて受けられる。
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