勝利八幡神社
御祭神:誉田別命(応神天皇)
相殿神:宇迦之御魂神(稲荷大神)
社格:旧村社
URL:http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/syoukai/12_setagaya/12025.html
所在地:東京都世田谷区桜上水3-21-6
最寄駅:京王電鉄京王線 桜上水駅
御由緒:平安時代の1026(万寿3)年に京都府・石清水八幡宮を勧請し創建されたといわれている桜上水・上北沢の鎮守である。
ただし口伝では、当初は天から降って来た「お伊勢さま」のお札を御神体として祀っていたといい、甲斐・武田氏と小田原北条氏の合戦後、上北沢に移り住んだ小田原側の武将・鈴木氏一族が八幡神を祀るようになったという説もあり、真偽は不明である。
祭神は応神天皇一座であったが、1907(明治40)年9月に上北沢4-32−22に鎮座していた山谷稲荷神社を合祀した。
ただし合祀後、山谷稲荷の旧社地には仮屋が置かれている。
社号は元々単に「八幡神社」であったが、日露戦争へ出征した氏子が無事生還したことから、勝利の社号を冠したという。
現在の社殿は1968(昭和43)年に造営されており、1788(天明8)年に造営された旧社殿は、区内最古の神社建築として世田谷区有形文化財に指定されている。
桜上水駅南口から、都道428号線(通称・荒玉水道道路)をひたすら南へ。
700mほど先の「桜上水交番前」交差点を左折して200m弱で社頭である。
社号標には勝利八幡神社と、合祀されている山谷稲荷神社の両社号が併記されている。
参道途中には世田谷区指定有形文化財となっている旧社殿が収められた覆殿がある。
境内西側は児童公園になっており、ここから社殿の全景が確認できる。
境内右手には境内社が二社鎮座する。
天祖神社は1614(慶長19)年勧請、創建された。
社殿そばの由緒書きによれば御祭神は天照大御神。
また相殿に多賀神社(伊弉諾尊・伊弉冉尊)・大鳥神社(天之日鷲尊・日本武尊)・熊野神社(素戔嗚尊)・氷川神社(大国主尊・事代主尊)・秋葉神社(火之迦具土神)が奉斎されている。
社頭の由緒書きには三峰大神、御嶽大神の名も。
豊受稲荷神社の社殿は1860(安政7)年の造営。
御祭神は、社頭の由緒書きに豊受大神・豊受姫神とあるが、二神は同一神ではないのだろうか?
勝利八幡神社 御朱印。初穂料は300円を納めた。
社殿右手の社務所にて拝受。
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