品川貴船神社
概要
飛鳥時代の和銅2年創建と伝えられる古社で、荏原神社の元宮といわれている。
古来より水神として崇められてきた。
境内に区指定史跡の道標が保存されている。
御祭神 | 高龗神・素盞嗚尊 |
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社格 | 旧無格社 |
鎮座地 | 東京都品川区西品川3-16-31 |
最寄駅 | JR山手線・JR埼京線・JR湘南新宿ライン 大崎駅 東京臨海高速鉄道りんかい線 大崎駅 |
URL | http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/shinagawa/5261 |
御由緒
709(和銅2)年9月9日、藤原伊勢人の勧請により現在地に創建された。
荏原神社と創建の由緒が同一であり、同社の元宮といわれている。
遷座後も旧三ツ木村の鎮守・産土神として、当地でも祀られ崇敬された。
貴布裲大明神と号していたが、江戸時代後期の1803(享和3)年に貴船神社と改められた。
社殿は1945(昭和20)年5月の空襲により焼失し、1967(昭和42)年に西品川氏子六地区の奉賛により再建された。
最寄りはJR大崎駅。
新西口から駅舎を背にして南へ向かい、大崎駅西口信号を横断し坂道をのぼる。
坂上の突き当りを左折し大崎ウエストシティの裏手をしばらく進むと、百反坂(目黒道)に突き当たる。
百反坂を横断して左折、最初の曲がり角で右折し道なりに進むと本殿が見えてくる。
細い路地沿いに南面して鳥居が建っており、その脇には大きな布袋尊像。
km(国際自動車)グループを拡大した故・波多野元二氏が社屋建設の際に建立し、2008(平成20)年移転にあたり遷されたもの。
少し長めの参道を進んだ先に神明造りの社殿が静かに佇み、参拝者を迎えてくれる。
春には参道や社殿の周りでソメイヨシノや艶やかな枝垂桜が見られる。
境内社
境内社は社殿左手に二社。
三木稲荷社・大山祇社・満潮宮の合祀殿と祖霊社。
祖霊社のそばに1828(文政11)年造立とされる石造観世音菩薩供養道標がある。
居木橋村と品川宿の枝郷三ツ木との境にあったものが移設されている。(品川区指定史跡)
御朱印
品川貴船神社の御朱印は境内右手の社務所にて受けられる。
初穂料300円。
印刷された書き置き形式で、御朱印帳へ貼って頂けるが、希望すれば貼付せずにいただける。
以前の御朱印
2014(平成26)年に拝受した際は印刷・書き置き形式だが、龍の御姿は無い。
2016(平成28)年に再度拝受した際は御朱印帳への墨書き。
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