神楽坂若宮八幡神社

2015年2月8日


御祭神:仁徳天皇・応神天皇
社格:旧村社
所在地:東京都新宿区若宮町18
最寄駅:JR総武線 飯田橋駅
東京メトロ東西線・有楽町線・南北線 飯田橋駅
都営地下鉄大江戸線 飯田橋駅・牛込神楽坂駅
URL:http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/syoukai/18_shinjuku/18034.html
御由緒:1189(文治5)年7月、奥州・藤原泰衝の征伐(いわゆる奥州合戦)に向かった源頼朝は、当地で下馬し宿願した。
9月には藤原泰衝を討ち奥州を平定、頼朝は鎌倉に戻った後、ここに鎌倉・鶴岡八幡宮の御分霊を勧請した。
当初は若宮(仁徳天皇)を祀っていたが、後に八幡神(応神天皇)が祀られるようになったと伝えられる。
その後当社は一時衰退したが、文明年間(1469~1487年)に太田道灌が築城した江戸城鎮護のため再興した。
当時神領は広大であったとされ、江戸名所図会にもその様子が伺える。
別当寺は光明山普門院であったが、明治政府によって発布された神仏分離令に際して、復飾して神職となったという。
1945(昭和20)年5月25日の空襲により、御神体は持ち出され無事であったものの社殿など施設一切を焼失したが、戦後の1947(昭和22)年に仮殿を造営し復興、1959(昭和34)年に再建された。
現社殿は1999(平成11)年の造営である。


最寄駅・出口はJR飯田橋駅の西口。
ここから目の前の早稲田通りの坂を下り外堀通りとの交差点へ。
外堀通りを横断しすぐ左折し、東京理大の建物を過ぎた先に庾嶺坂(ゆれいざか)という上り坂がある。
これを上っていった先の角地に社殿が見える。
社地は大変狭く、撮影も難儀するほどである。
隣地にマンションが建ちその一階に社務所があるので、社地を売却か貸借、もしくは神社の資産として不動産化したのではないか。
これも東京の中でも特に需要のある土地柄において、神社を存続してさせていくための方策であろう。
余談だが「神楽坂」という地名の由来として、当社で奏でられる神楽の音色がこの坂まで聞こえたから…という説がある。(他には穴八幡宮津久戸明神に由来する説も)
神楽坂の街並みや老舗も少しづつ変化しているようだが、まだまだ周辺含め社寺も残り情緒を感じられる場所である。
当社の由緒・存在とともに後世に伝わって欲しいものである。


神楽坂若宮八幡神社 御朱印。初穂料300円。
社殿向かって右手奥の社務所にてお願いできる。