綾瀬神社
概要
旧伊藤谷村に、江戸時代の宝暦5年に鎮守として祀られた氷川神社と第六天社が老朽化したため、昭和46年に両社を合祀した神社。
昭和50年に新社殿へ遷宮し、綾瀬神社と改称した。
現在は綾瀬稲荷神社・綾瀬北野神社とともに、綾瀬三社と称され親しまれている。
御祭神 | 須佐之男命・淤母陀琉神 |
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社格 | 旧村社 |
鎮座地 | 東京都足立区綾瀬1-34-26 |
最寄駅 | JR常磐線 綾瀬駅 東京メトロ千代田線 綾瀬駅 |
URL | — |
御由緒
旧伊藤谷村には、1755(宝暦5)年7月27日創建の氷川神社と同年3月10日創建の第六天社が祀られていた。
両社はともに村の鎮守として崇敬され、別当は真言宗豊山派の寺院・宝珠山普門院薬師寺(現・綾瀬1-14-20)が務めていた。
明治に入ると、氷川神社は村社に列せられ、第六天社は胡録神社と改称のうえ、無格社となる。
1923(大正12)年の関東大震災により、1859(安政6)年再建の両社社殿は倒壊し、修理がほどこされた。
その後社殿の老朽化甚だしくなったため、1971(昭和46)年に氷川神社へ胡録神社を合祀のうえ、改築が計画される。
1973(昭和48)年10月、両社再建委員会が組織され、元氷川神社境内での新社殿造営が起工された。
1973(昭和50)年10月10日に遷宮・竣工祭を斎行、社号を綾瀬神社と改称している。
境内紹介
綾瀬駅西出口から常磐線の南側を伝いつつ西に向かうと、足立区勤労福祉会館とマンション「綾瀬プルミエ」が建っている。
その南側に回ると綾瀬会館の建物があるので、会館前の路地に入れば玉垣が見えてくる。
神域はよく整備されており、氏子の方々が大切になさっている様子が伺える。
周囲をマンションや高速道路に囲まれつつも、綾瀬地域の護り神として存在しているのだ。
境内社
境内社として稲荷神社(宇迦之魂命)と三峯神社(日本武命・伊邪那岐命・伊那那美命)が鎮座する。
新編武蔵風土記稿には氷川社の末社として稲荷社が、第六天社の末社として三峯社が記されている。
この二社が今も祀られているのであろう。
※当社は綾瀬稲荷神社が兼務しているが、御朱印については当社および綾瀬稲荷神社のいずれにおいても授与されていない。
綾瀬神社の地図
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