清水稲荷神社

2017年4月27日板橋区

清水稲荷神社

御祭神 豊受姫命
社格 旧無格社
鎮座地 東京都板橋区宮本町54-1
最寄駅 都営地下鉄三田線 板橋本町駅
URL http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/itabashi/5662

御由緒

創建年代は不詳。
当地には出井の泉と呼ばれる湧水泉があった。
この泉の伝承と地名の由来について、廓然寺四世住職・十方庵津田大浄敬順(1762~1832)は紀行文「遊歴雑記」内で「其子飲む時は水にして、老親の飲めば則ち美酒なり、(中略)依って彼地を呼で酒泉澗といひ、後又清水村とあらためけるとなん」と紹介している。
当社は出井の泉の傍ら、高さ一丈ほどの地に祀られていた小祠だったといい、後に現在地に遷された。

境内紹介

清水稲荷神社 鳥居清水稲荷神社 手水舎
清水稲荷神社 神楽殿清水稲荷神社 大山不動明王碑(寛政11年5月)
板橋本町駅A4出口から国道17号線(中山道)を350mほど志村方向に進むと、左手に「イナリ通り」と掲げられた商店街がある。
もちろん名前の由来は神社から。
商店街に入った150mほど先が鎮座地だ。
当地は古くから清水が湧く土地で、出井川の主な水源にもなっていた。
縄文時代前期から集落が形成され、生活・農業用水としての用途はもちろん、富士や大山参り時の禊ぎ場でもあった。
神社の北西に地下水を利用した親水公園・出井の泉公園(板橋区泉町24)があるが、ここにあった大山不動明王碑が1978(昭和53)年に当社境内に移されている。
清水稲荷神社 拝殿前狐像 吽清水稲荷神社 拝殿前狐像 阿
清水稲荷神社 拝殿脇狐像 阿清水稲荷神社 拝殿脇狐像 吽
清水稲荷神社 拝殿清水稲荷神社 本殿
1945(昭和20)年4月の空襲により社務所が焼失するなどの被害を被り荒廃したものの、昭和30年代より再整備が進められ現在に至る。
社殿に大きな被害はなかったようで、組物などの造作が素晴らしい流造の木造本殿が現存している。

境内社

清水稲荷神社 青面金剛像・石祠清水稲荷神社 元禄十三年刻銘
境内社については、東京都神社名鑑に、榛名神社(火迦具土神)・三峯神社(伊弉奈岐命・伊弉奈美命)・神明社(天照皇大神)と記載されているが、それらの社・祠は確認できず。
本殿に合祀されているのであろうか。
なお、境内には1700(元禄13)年銘、そして1794(寛政6)年銘と、二基の青面金剛像が安置されている。
その脇に1919(大正8)年銘の小石祠が一基。

御朱印

清水稲荷神社 御朱印

御朱印その他の授与品は、参道右手の社務所にて受けられる。
初穂料300円。

清水稲荷神社の地図