中目黒八幡神社
御祭神 | 應神天皇・天照大御神 |
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社格 | 旧村社 |
鎮座地 | 東京都目黒区中目黒3-10-5 |
最寄駅 | 東急電鉄東横線 中目黒駅 東京メトロ日比谷線 中目黒駅 |
URL | http://www.nakameguro-hachimannjinnja.com/ |
御由緒
創建年代は不詳。
当社の別当であった新清山観明院寿福寺(現・上目黒5-16-6)が全焼したため、史料は焼失している。
当時の村指出銘細帳(現在の市町村勢要覧に相当する文書)には、1763(宝歴13)年と1845(弘化2)年に「上目黒村別当寿福寺の末に上目黒村鎮守八幡宮」との記載がある。
また、文化・文政期に昌平坂学問所地理局により編纂された新編武蔵風土記稿には「中目黒八幡宮之五〇坪、村の西方小山の上に社あり、五尺四方にして、東北鳥居、村の総鎮守なり。祭礼九月十八日十二座の神楽を奏す。」との記載もある。
現在の権現造本殿・弊殿・拝殿は、1936(昭和11)年の造営。
境内樹木は目黒区指定第9号の保存樹林である。
中目黒駅を出て山手通りを五反田方向へ。
駒沢通りとの交差点を右折し、目黒区役所に差し掛かる手前にある信号脇の路地を左折。
道なりにしばらく行くと右手に鳥居が見えてくる。
西へ延びる参道を進んでいくと左手にさざれ石がある。
さざれ石の反対側には神泉がある。
こちらでは近隣の方などがお水取りをしている姿を度々見かける。
水質良好な汲み揚げの井戸水で、寒期でも水は冷たくない。
更に参道を奥へ進むと左手に手水舎がある。
中目の狛さんたちは1936(昭和11)年9月銘の招魂社系。
現社殿の造営を祝って奉納されたものだろう。
招魂社系は概してにらみを利かせた表情をしているものだが、こちらはどこか優しげなお顔立ち。
空襲により神楽殿や鳥居は被災したものの、社殿は戦前に造営されたものが現存している。
社殿の左奥に鎮座するのは末社・三峯神社。
埼玉県秩父市・三峯神社からの御分霊で、祭神は天照大神・伊邪那岐神・伊邪那美神・高皇産霊神・神皇産霊神・大口真神。
境内全体が静寂で、中目黒界隈の賑わいや山手通りの車の往来が近くにあることを忘れさせる神域だ。
兼務社・第六天社
中目黒駅そば、GTタワー南側の一角に鎮座している。
祭神は面足尊・惶根尊。
石川橋のたもと(現在の上目黒2丁目付近)に鎮座していたが、神社合併政策により1912(明治45年)、上目黒氷川神社に合祀される。
その後、復祀の機運が高まり、1935(昭和10)年に上目黒2-1-6に再建された。
しかし1999(平成11)年、中目黒駅前再開発の影響を受け中目黒八幡神社に一旦遷座後、地元有志の尽力により2002(平成14)年に現在地に鎮座している。
中目黒八幡神社の御朱印
2017(平成29)年の4月中のみ、桜の印判が追加されている。
拝殿向かって右手に御神木と社務所がある。
御朱印はこちらでお願いできる。
初穂料300円。
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