明治神宮
概要
明治天皇と昭憲皇太后を御祭神として、大正9年11月1日に創建された。
例年初詣参拝者数日本一を誇る。
御朱印・オリジナル御朱印帳の授与あり。
御祭神 | 明治天皇・昭憲皇太后 |
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社格等 | 旧官幣大社・勅祭社・別表神社 |
鎮座地 | 東京都渋谷区代々木神園町1-1 |
最寄駅 | JR山手線 原宿駅・代々木駅 東京メトロ千代田線・副都心線 明治神宮前(原宿)駅・北参道駅 都営地下鉄大江戸線 代々木駅 小田急小田原線 参宮橋駅 |
URL | http://www.meijijingu.or.jp/ |
御由緒
明治維新を成し遂げ、近代日本の礎を築かれた明治天皇・昭憲皇太后両ご祭神の聖徳を永遠に敬仰すべく、国民の熱意により1920(大正9年)11月1日に創建された。
造営地となった南豊島御料地付近は元々森がない荒地であったが、当時の造園科学におけるトップクラスの研究者・技術者が集められ、人工林を意図的に自然林化するための計画に基づき植林が実行された。
面積約71万平方メートルの境内には全国各地、朝鮮半島・台湾から約十二万本の献木が行われ、そのほとんどが全国青年団の勤労奉仕により造苑整備が行われたという。
現在では多種の動物や昆虫なども生息する深い森林が形成されており、学術的にも注目に値するものとなっている。
第二次大戦末期の1945(昭和20)年4月14日、空襲によって社殿ほか境内の主要施設が焼失した。
しかし戦後早期に全国から復興資金が寄せられ、1946(昭和21)年5月には再興された仮殿への還座祭が行われる。
1958(昭和33)年10月31日には神社建築の粋を集めた現在の本殿が竣功し還座祭が行われた。
初詣の際には例年300万人以上が集まり参拝者数日本一を誇るほか、外国人観光客も多数訪れる名所となっている。
また、11月3日(旧明治節・明治天皇降誕日)の例祭には、宮中より勅使が参向するほか、流鏑馬奉納などが執り行われる。
境内紹介
明治神宮へは様々な路線・駅から参拝可能だが、表参道に一番近いのはJR原宿駅である。
表参道口そばの神宮橋を渡ると、深い社叢と南側参道の入口が見えてくる。
山手線の線路と並行した参道は樹木に覆われ、人工林とは思えない神聖さを醸し出す。
ちなみに小田急の参宮橋駅からは西参道、副都心線北参道駅・JR代々木駅からは神社本庁脇の北参道を通るが、いずれも季節ごとに様々な表情を魅せる豊かな杜に触れられることに変わりない。
参道途中には各地から献納された日本酒の樽、そして明治天皇が好んだというフランス産のワイン樽が並ぶ。
ここで記念撮影する参拝客も多い。
参道は二の鳥居手前で、さらに奥でもう一度ほぼ直角に曲がり三の鳥居まで進む形となる。
三の鳥居そばには手水舎、その向かいには神職が祭祀の際に使用する祓所。
そして神門をくぐり外拝殿前へ進む。
社殿の雄大さはここが超近代都市・東京の都心部であることを忘れさせる。
朝日が次第に差し込んでくる早朝、参拝者の少ない時間には、まさに神域といえる空間を味わえる。
明治神宮御苑
境内表参道の途中から御苑への入園ができる。
御苑維持協力金(入園料)は500円。
御釣台のある南池、
江戸初期以来、加藤家、井伊家下屋敷の庭園だったが、明治時代に宮内省の所管する「代々木御苑」となった。
明治天皇が昭憲皇太后のために植えられたという菖蒲は6月中旬頃に見頃となる。
御朱印・御朱印帳
明治神宮の御朱印や御朱印帳を希望する場合、通常は外拝殿に向かって右手の門(東側)を出たところの神楽殿内の受付でお願いする。
混雑により受付が授与所などに変更される場合もあるが、都度案内が掲示される。
開門・閉門は日の出・日の入りだが、神楽殿や授与所の対応時間は午前9時~16時。
御朱印は初穂料500円。
皇紀の印判が感慨深い。
オリジナル御朱印帳は初穂料1,000円(初回の御朱印分を含む)。
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