三谷八幡神社

2015年4月4日


御祭神:誉田別尊
社格:旧村社
URL:http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/syoukai/09_shinagawa/9030.html
所在地:東京都品川区小山5-8-7
最寄駅:東急目黒線 武蔵小山駅・西小山駅
御由緒:当社は約800mほど離れた地に鎮座する小山八幡神社から分祀した神社である。
小山八幡神社は1030(長元3)年、源頼信により奉斎され、大田道灌の尊崇があったとされる。
江戸時代になり、延宝~元禄年間(1673~1704)に宗教上の軋轢から、三谷地区の名主・石井助太夫が小山八幡神社に祀られていた八幡神像を、三谷地区に鎮座していた出世稲荷神社の社地に遷し祀ったのが当社の起こりである。
以降は三谷地区の氏神とされ、1932(昭和7)年には村社に列せられていた。
第二次世界大戦による戦災で社殿が焼失し、現社殿が1957(昭和32)年に再建されている。

武蔵小山駅から南西に500mほどの住宅地に鎮座する。
駅そばから続く武蔵小山商店街PALMを抜け、次の十字路で左折すれば右手前方に玉垣が見える。
交差点の角地、南東に面する社地は植栽が良く整えられており、雰囲気は良い。


近隣の方と思われる参拝者がたびたび訪れるところを見ると、日頃から当社が大切にされているのが伺える。
創祀の経緯にある小山八幡神社とは対立するようなこともなく、例祭は「両社祭」として合同で毎年9月の6・7日に近い土日に行われている。
※参考
武蔵小山商店街PALMによる小山両社祭公式ページ
http://www.musashikoyama-palm.com/event/ryojya/about/index.html
しながわ観光協会による紹介ページ
http://www.sinakan.jp/entry.html?id=33578

境内社は一社、ここに元々祀られていた出世稲荷神社が鎮座する。
正一位稲荷大明神の幟旗が立ち並び、こちらも氏子の方々がしっかりと護持されているのがわかる。

三谷八幡神社 御朱印。初穂料300円。
境内左手の社務所にて受けられる。