三輪里稻荷神社(こんにゃく稲荷)
御祭神:倉稲魂命
社格:旧村社
所在地:東京都墨田区八広3-6-13
最寄駅:京成電鉄押上線 京成曳舟駅
東武鉄道伊勢崎線(スカイツリーライン)・亀戸線 曳舟駅
URL:http://www.miwasatoinari.jp/
御由緒:1614(慶長19)年、出羽国・湯殿山大日坊長が大畑村(八広、東墨田、立花の一部)の総鎮守として羽黒大神の御分霊を勧請し創建した。
三輪里稲荷大明神と称され、真言宗智山派の寺院で現在も当社に隣接する狐竹山明王院正覚寺(墨田区八広3-5-2)が別当を務めた。
1945(昭和20)年の空襲で被災し境内の一切を焼失したため仮殿にて復興後、1957(昭和32)年に社殿・神楽殿・社務所を再建した。
2014(平成26)年には、御鎮座四百年祭の奉祝行事が執り行われている。
最寄駅は京成曳舟駅。
駅北側を通る明治通りを横断後、済生会向島病院、寺島中学校、日本橋高校などが並ぶ住宅街の路地を通っていく。
少し大きな通りに出たところで旧別当寺・正覚寺の塀が見える。
この右脇の路地を入った後、左手に進むと表参道にいたる。
ちなみにGoogleマップを使うと西側の脇参道に案内されるので、こだわる方はご注意を。
拝殿前には一対の狐像。阿像は神狐には珍しい乳飲み。
社殿は戦後再建されたものだが、江戸末期や明治期のような向拝部・脇障子などの繊細な彫り物や組物が施されている。
こんにゃく護符
当社は通称「こんにゃく稲荷」と呼ばれるが、これは湯殿山の秘法として伝えられ、初午の日に授与される「こんにゃく護符」を煎じて服用すれば、のどや風邪の病に神験あらたかとされることに由来する。
こんにゃく護符は一袋10体入りで初穂料1,000円。
三輪里稻荷神社 御朱印帳。
初穂料1,500円で初回の御朱印分込み。
三輪里稻荷神社 御朱印。初穂料300円。
社殿向かって左手の授与所にて受けられる。
左上には串に刺さったこんにゃく護符の印判。
正月、初午祭、例大祭のある9月には御朱印の意匠が変更になる。
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