江北氷川神社

2015年1月24日足立区

江北氷川神社
御祭神:素盞嗚尊
相殿神:奇稲田姫命・大己貴命・天照大御神・伊邪那美命・淤母陀琉命
社格:旧村社
URL:http://www.hikawajinja.com/
所在地:東京都東京都足立区江北2-43-8
最寄駅:日暮里舎人ライナー 江北駅
足立区コミュニティバスはるかぜ11号(堀之内・椿循環) 地福寺・江北氷川神社前停留所
東京都営バス(王40甲系統) 荒川土手停留所
御由緒:出雲系氏族・武蔵氏が武蔵国造として移住して来た際、荒川を簸川(肥河の別称あり、島根から鳥取を流域とする一級河川で現在の斐伊川)に見立てて信仰対象としたのが氷川神社の創祀と推測されているが、ここから荒川流域に人の移動が発生し、数多く鎮座する他の氷川神社同様、当社もこの流れの中で創建されたと考えられている。
江戸時代には旧上・下沼田村の鎮守となっており、別当寺は今も隣接する地福寺であった。
氏子からの崇敬は篤く、1699(元禄12)年に氏子中によって奉納された庚申塔も兼ねているという大変珍しい手水鉢などに、その一端が窺える。
1868(明治元)年、村社に列格し鹿浜村、鹿浜新田、加々皿沼村、高野村、沼田村、谷在家村、宮城村、小台村、堀之内村の総鎮守とされた。
なお、この9村は後の1889(明治22)年5月に合併し旧江北村となっているが、当社は各村に鎮座していた17社の総本社として現在でも所管している。
現在の本殿は江戸末期の1833(天保4)年に、拝殿は1875(明治8)年にそれぞれ再建されたといい、震災や空襲の被害も免れ、1984(昭和59)年の大改修を経て現存している。
江北氷川神社 社頭江北氷川神社 社頭 (2)
日暮里舎人ライナー江北駅が最寄り。駅西口を出てすぐ左折して都道307号線(柴又街道)を荒川方向へ向かう。
このまま荒川と首都高川口線に差し掛かるところまで道なりに約1kmほどの距離である。
高速の高架橋との合流点で右折し、交番を過ぎた斜め右前方に社地が見えてくる。
バスを利用したい場合は、北千住駅西口から足立区のコミュニティバス・はるかぜ11号(堀之内・椿循環)が出ており、途中日暮里舎人ライナーの扇大橋駅を経由して神社前に停車する。
もしくは池袋駅東口、王子駅を経由する都営バス王40甲系統を利用して、荒川土手で下車する。
江北氷川神社 手水舎江北氷川神社 八方睨みの獅子
社頭から社殿まではほぼまっすぐの参道で、その途中左手に末社群や手水舎がある。
手水舎の吐水口は、昭和の改修工事の時まで拝殿の鬼瓦だったという獅子の像。
他の神社でも龍以外の動物が吐水口になっていたりするが、それが鬼瓦というのはおそらくここだけであろう。
江北氷川神社 拝殿江北氷川神社 恵比寿社・大黒天社
江北氷川神社 本殿 (2)江北氷川神社 諏訪神社
江戸時代末期から明治時代初期に造営された御社殿。
拝殿の脇には大黒様と恵比寿様を祀る小祠、そこからすぐそばには末社の諏訪神社(御祭神・建御名方命)も。
江北氷川神社 境内社参道江北氷川神社 水の神・山の神
手水舎の裏手は稲荷や弁財天社の小祠が祀られている。
小さな鳥居があり、その脇には山の神(御祭神・大山津見命)・水の神(御祭神・弥都波能売命)を祀る石造りの小祠が並ぶ。
江北氷川神社 稲荷塚 (1)江北氷川神社 稲荷塚 (2)
江北氷川神社 稲荷塚 (3)江北氷川神社 水神
鳥居の奥は稲荷社の小祠が立ち並ぶ稲荷塚である。弁財天らしき社も一基。
屋敷神として祀られていた古い社などが納められてきたそうである。
また当地は荒川の河畔であり、古くから水害を起こす暴れ川であったため水神信仰が篤く、小さな石碑も数点点在する。
江北氷川神社 御朱印(平成27年)
江北氷川神社 御朱印。初穂料300円~。見開き二頁使いの素敵な御朱印。
詠まれている歌は毎年変わるらしいので、ぜひ今後も続けて拝受したいものである。
なお御朱印とは関係ないが、当社では神社としては珍しく「トイレの神様」として尊崇される烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)の御神札を授与されている。
ちなみに烏枢沙摩明王は炎の神で、不浄なものを焼き尽し清浄にする神力を持つとされる密教における明王の一尊である。
他にも御神札・授与品の種類が非常に豊富で、そういった部分でも楽しさがある神社である。