高円寺氷川神社・気象神社

2015年1月17日

高円寺氷川神社・気象神社
旧高円寺村の鎮守で、天文年間の創建と考えられている。
末社の気象神社は天気の神を祀る全国唯一の神社として、気象予報士受験者などの参拝者が多い。

御祭神 素盞嗚尊
社格 旧村社
鎮座地 東京都杉並区高円寺南4-44-19
最寄駅 JR中央線 高円寺駅
東京メトロ東西線 高円寺駅
URL http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/suginami/5296

御由緒

創建時期については記録を焼失しており定かではないが、旧別当の宿鳳山高円寺が建立された天文年間(1532~1555年)とみられる。
江戸名所図絵によれば、源頼朝が奥州征伐の際に当地に至ったおり、隨兵の村田兵部某(村田姓は高円寺の旧家だそうだ)が高円寺村に留まり、農民となったという。
大宮氷川神社よりの御神意の使者がこの村田氏につたえ、村の中でも風致絶佳であった現在地に社殿を造営したのが起源とされている。
高円寺村小名原の鎮守であったが明治維新後、高円寺と分離し1874(明治7)年4月3日に村社に列した。
1945(昭和20)年5月25日の東京大空襲により社殿等を焼失した後、1947(昭和22)年9月18日仮殿にて復興を果たしている。
1971(昭和46)年10月14日、社務所・神楽殿・神興庫とともに現社殿が再建された。

境内紹介

高円寺氷川神社 鳥居と社号標高円寺氷川神社 手水舎
高円寺駅南口を出て、駅前のロータリーを越えた先、南東へ伸びた下り坂を進む。
下り坂の先は別当であった高円寺に至るが、この坂の途中左手に鎮座している。
駅からは徒歩で2~3分と、かなりの至近である。
高円寺氷川神社 拝殿高円寺氷川神社 本殿
境内へ進むとすぐに神明造りの拝殿前となる。
向かって左手に境内末社、右手は駐車場や社務所、神輿庫など。

境内社

高円寺氷川神社 境内末社参道高円寺氷川神社 気象神社 案内板
高円寺氷川神社 気象神社高円寺氷川神社 気象神社 社殿
社殿左手の鳥居をくぐり奥へ進むと、日本唯一という気象神社が鎮座する。
御祭神は八意思兼命(ヤゴコロオモイカネノミコト
天岩戸に隠れた天照大御神を連れ出す案を考え出した神で、一般には思考、知恵を司るとされる。
八意思兼命が気象の神として祀られている理由については、“八”が八つの気象現象「風・雨・雪・霧・霜・雷・雲・晴」を象徴するとしている。
旧馬橋4丁目(現・高円寺北4丁目)にあった旧帝国陸軍気象部の構内に、1944(昭和19)年4月10日に創建された神社で、GHQによる神道指令によって廃止されるはずであった。
しかし、連合軍宗教調査局による調査から漏れたため廃絶を免れ、1948(昭和23)年9月18日の例大祭の際に当社へ遷座したのだという。
なお、気象神社の社殿には日枝神社(大山咋命)と御嶽神社(大麻止能豆神)が合わせ祀られている。
高円寺氷川神社 伏見稲荷神社高円寺氷川神社 稲荷神社 (1)
高円寺氷川神社 稲荷神社 (2)高円寺氷川神社 力石
気象神社のさらに奥には伏見稲荷神社、他に稲荷神社が二社。
力石も安置されており、刻字は比較的劣化しておらず保存状態が良い。

御朱印

高円寺氷川神社 御朱印 高円寺氷川神社 気象神社 御朱印

境内右手の社務所にて受けられる。
高円寺氷川神社と気象神社の二種が授与されている。
初穂料各300円。

以前の御朱印

高円寺氷川神社・気象神社 御朱印

以前は氷川神社と気象神社が併記されていた。

高円寺氷川神社の地図