小石川大神宮
概要
昭和41年、当時の伊勢神宮崇敬者総代であった故・佐佐木勝造氏により勧請・創建された。
式年遷宮における月讀宮の古材が撒下されており、伊勢神宮の「遙宮(とうのみや)」と位置付けられる。
御祭神 | 天照皇大神 |
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社格 | — |
鎮座地 | 東京都文京区小石川1-5-7 |
最寄駅 | 東京メトロ丸ノ内線・南北線 後楽園駅 都営地下鉄三田線・大江戸線 春日駅 JR総武線 水道橋駅 |
URL | http://www.koishikawadaijingu.jp |
御由緒
創建は1966(昭和41)年3月7日。
伊勢神宮崇敬者総代であった故・佐佐木勝造氏(丸勝佐佐木土木株式会社創業者)の起請により、皇大神の別大麻(特別御神璽)を奉戴し同日午後八時に斎行された御鎮座祭を持って鎮座に至った。
別大麻の授与というのは、海外公民団等から神受の申請があった際に、詮議の上で大宮司の決裁により授与されるものであり、特例に属する。
ちなみにかつての官幣大社・樺太神社等がこの手続を経て創立されているという。
伊勢神宮の分神たる正統な社格と由緒をもち、神宮の「遙宮(とうのみや)」と位置付けられ現在に至る。
境内紹介
後楽園駅・春日駅が最寄り。
地上へ出たら茗荷谷・池袋方向へ春日通りの坂道を登る。
進行方向に向かって右側の歩道をしばらく進むと、右手に「小石川大神宮」の看板が出ているので、そこで右折。
路地の右手に四階建ての横に長いタイル貼りのビルがあり、その一階中央付近に境内への入口がある。
入口に建つ鳥居は第62回式年遷宮で撒下された月讀宮の古材である。
ビルの敷地内に鎮座した小社で、鳥居と社殿のみのシンプルな構成だが、伊勢から正式に御分霊を受けただけあって、昭和に創建されたとは思えない厳粛かつ神聖な雰囲気が漂う。
拝殿前の鳥居も第61回式年遷宮で撒下された月讀宮の古材。
東京には芝大神宮や東京大神宮など、他にも伊勢系統の著名な神社があるが、崇敬者総代自ら勧請したという由緒は趣が深い。
御朱印
小石川大神宮の御朱印は境内入口左手の社務所にて受けられる。
初穂料300円。
夏詣限定御朱印
2017(平成29)年より夏詣に賛同しているため、期間中夏詣印が捺されている。
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