薬祖神社(福徳の森)
御祭神:大己貴命・少彦名命
社格:—
所在地:東京都中央区日本橋室町2−5−8
最寄駅:東京メトロ半蔵門線・銀座線 三越前駅
東京メトロ東西線 日本橋駅
都営地下鉄浅草線 日本橋駅
JR総武線快速 新日本橋駅
JR中央線・山手線・京浜東北線 神田駅
URL:http://www.yakujikyo.or.jp/festival/history.html
御由緒:日本橋本町には江戸時代から薬種問屋が軒を連ね、現在でも製薬会社の本社・支社などが集まる「薬の町」としての顔を持つ。
本町の薬品業界では、薬祖神とされる大己貴命・少彦名命を祭神とする大洗磯前神社、酒列磯前神社、上野の五條天神社を崇敬してきた。
1908(明治41)年に東京薬種貿易商同業組合(現東京薬事協会の前身)は、五條天神社から御霊を迎え大祭を斎行し、1929(昭和4)年11月に事務所新築の際、その屋上に薬祖神社社殿を造営した。
戦前まで大祭には数千人を集め、頒布される縁起飾りもほとんどの参詣者が求めるなど隆盛をみた。
終戦後の1954(昭和29)年「薬祖神奉賛会」が結成され、薬貿協会による祭典業務が奉賛会に引き継がれている。
1983(昭和58)年、昭和薬貿ビル(日本橋本町3-4-18)屋上に旧社殿が造営された。
さらに2016(平成28)年9月28日、「(仮称)日本橋本町二丁目特定街区開発計画」に伴って整備された「福徳の森」に遷座した。
2014(平成26)年に福徳神社が遷座再建されてから約二年、その隣地に多目的広場「福徳の森」が整備された。
ここに遷され鎮まったのが当社である。
鎮座地が「福徳の森」であるため、福徳神社が本務社と勘違いしそうだが、祭祀の際は勧請元の五條天神社が奉仕を行う。
現地に社務所はなく、御朱印や授与品の頒布はない。
五條天神社、福徳神社および東京薬事協会でも御朱印対応はされていない。
お隣には和カフェの芽吹茶屋もオープンした。
日本橋が発祥ともいわれる今川焼などをメインに、日本橋界隈の老舗名店ともコラボしたスイーツや軽食が提供されている。
参詣後の休憩などに立ち寄ってみるのもひとつ。
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