圓山随身稲荷大明神
概要
江戸時代、増上寺移転の際に桑名から運ばれた阿弥陀如来像に随行してきた稲荷神が祀られた神社。
芝円山古墳上で増上寺の裏鬼門を鎮護している。
御祭神 | 宇迦之御魂神 |
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社格 | 旧無格社 |
鎮座地 | 東京都港区芝公園4-8-25 |
最寄駅 | 都営地下鉄三田線 芝公園駅 都営地下鉄大江戸線 赤羽橋駅・大門駅 |
URL | http://www.shibatoshogu.com/html/0002.html |
御由緒
徳川家菩提寺・増上寺の裏鬼門に位置する芝丸山古墳の中腹に鎮座する神社。
増上寺は日枝神社とともに江戸城の裏鬼門を封じているといわれる。
1598(慶長3)年、江戸城の拡張に伴い徳川家康によって増上寺は現在地へ移された。
この際、御本尊の阿弥陀如来像を桑名から迎えるにあたり、江戸までの道中を守護し(社号の随身はこれに由来するものと思われる)以来、芝丸山古墳に遷座した。
現在は芝東照宮の末社に属している。
境内紹介
芝公園の南側、外苑東通り沿いに芝丸山古墳上にいたる緩やかな遊歩道がある。
これを少し登るとすぐに広場に出る。
その奥に見える鳥居をくぐり、石段を登ると社殿。
小さなお社だが、神域の気を充分に持つ。
参拝者を出迎える神使の狐。
社殿周囲にも小さめの狐たちが。
繊細な彫刻が施された社殿。
古墳上の社地で、未だ増上寺の鎮守として邪を祓う存在感を放つ。
なお、芝東照宮の末社であるが、御朱印の授与は行われていない。
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