荏原金刀比羅神社

2014年7月24日


御祭神:大物主神・崇徳天皇
社格:—
所在地:東京都品川区荏原1-16-4
最寄駅:JR山手線 五反田駅
都営地下鉄浅草線 五反田駅
東急電鉄池上線 戸越銀座駅
URL:http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/syoukai/09_shinagawa/9034.html
御由緒:1772(安永元)年9月、玉藻城(現・高松城)城主・松平頼久の命により、その家臣岡田友次郎永清が高松港の発展ならびに海上安護のため、象頭山金刀比羅大権現大神の御分霊をうけ奉斎したのが、そのはじまりと伝えられている。
その後1930(昭和5)年1月10日、東京府荏原郡に遷座された。
1945(昭和20)年の空襲によって社地付近一帯は焼野原になり甚大な被害が発生したが、社殿はまったく被害を受けることがなかったという。
1962(昭和37)年9月、木造権現造の社殿が造営されている。

戸越銀座駅からほど近く、中原街道の五反田方向に向かう車線沿い、首都高目黒線と立体交差する少し手前に鎮座する。
規模は小さいが、植栽が整えられ雰囲気はよい。
筆者個人の主観だが「こんぴらさん」は何処も楽しい気持ちにさせるというか、テンションをちょっと上げてくれるように感じる。

氏子の方?が奉納された紫水晶(アメジスト)の原石が、境内に何体も安置されている。
余談だが、このような縦に割った原石塊をカペーラ(礼拝堂の意)というそうだ。
重量もかなりあると思われる大きさではあるが、屋外に置いたままでも大丈夫なのか、ちょっと心配になるくらい立派。

境内社は三面神社(大国主神)と、御祭神不明の小祠が鎮座する。
二社とも丁寧に祀られている。

荏原金刀比羅神社 御朱印。
拝殿右手の社務所にて受けられる。