有楽稲荷神社
概要
江戸時代末期の安政6年に、摂津高槻藩の上屋敷内に邸内社として創建された神社。
関東大震災の際には周辺が延焼したにもかかわらず被災を免れた。
御祭神 | 宇迦之御魂神 |
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社格 | 不明 |
鎮座地 | 東京都千代田区有楽町1-7 |
最寄駅 | JR京浜東北線・山手線 有楽町駅 東京メトロ有楽町線 有楽町駅 東京メトロ日比谷線・千代田線 日比谷駅 都営地下鉄三田線 日比谷駅 |
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御由緒
幕末の1859(安政6)年、摂津高槻藩主・永井飛騨守直輝が、江戸上屋敷地内に天下泰平と子孫繁栄を祈念し創立した。
明治維新後に一時荒廃するが、1908(明治41)年に東京市電気局(東京都交通局の前身)有楽町変電所設置の際、社殿が改修されている。
1923(大正12)年に起きた関東大震災の際には周辺が延焼したにもかかわらず、当社は被災を免れたという。
1973(昭和48)年9月、有楽町電気ビルヂングの建設工事に伴い一時、赤坂山王日枝神社に遷されたが、1979(昭和54)年2月、現在地に復した。
境内紹介
JR有楽町駅日比谷口を出て大名小路を渡った先の左手、有楽町電気ビルヂング北館敷地に鎮座する。
手水鉢には「萬延元庚申年八月」の銘。
創建年の翌年に奉納されたものだが、劣化が少なく非常に状態が良い。
社務所はなく、御朱印などの授与対応もない。
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