東京十社

2017年5月4日

東京十社とは?

1868(明治元)年10月13日、明治天皇は江戸城を宮城(きゅうじょう(皇居)とし東京に奠都(てんとした。
同年11月8日、明治天皇は東京近郊の主要な神社12社を帝都の鎮護と万民の安泰を祈願する准勅祭社と定め、勅使を参向させ御幣帛を捧げた。
しかし制度は一時的なものとなり、1870(明治3)年9月1日には准勅祭社の指定は廃止された。
その後各社は日枝神社の官幣大社をはじめ、府社・郷社格に列せられている。
昭和天皇即位から50年となった1975(昭和50)年、関係神社が相議り、元准勅祭社のうち都心からは遠方となる大國魂神社(府中市)と鷲宮神社(久喜市)を除いた10社を巡拝する「東京十社めぐり」が企画され、現在に至る。

東京十社の御朱印

限定授与品

以下に紹介する東京十社めぐり限定の授与品が各社で頒布されている。
ただし神社によっては取り扱いがない、あるいは在庫が切れている場合もあるため、受けに行かれる場合は確認しておくのがベター。

ミニ絵馬・大絵馬

社殿や境内の風景などが描かれたミニ絵馬は初穂料300円。
七福神の豆人形などのように、一社ですべて揃えるなどといったことはできず、それぞれの神社の絵馬だけが受けられる。

ミニ絵馬が貼り付けられる大絵馬は初穂料1,500円。

十社めぐり専用御朱印帳

東京十社めぐりの専用御朱印帳は用意されており、サイズはいずれも11×16cmの通常版。
初穂料は1,500円。
表紙の見返しに概要、交通案内、巡拝路程の古図が掲載されている。
また、各社の頁が決まっており、その対面に由緒が書かれている。

東京十社の地図